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奇跡のボイトレ発祥者サラ

ボイストレーナーサラです。
声を出すこと全てに有効なボイストレーニング方法を公開したいと思います。この方法の対面レッスンで、上達しなかった人はいませんでした。

           🌹 🌹


これプロフィールかな

けっこう年を取っていて(50代)もう数十年
ボイストレーナーをしています。
弟子たちはすぐに上達し、
音楽大学、劇団四季や芸能界に入ったり、
たくさんいて思い出せませんが
夢をかなえて巣立って行きました。

生徒さんたちの殆どが
4オクターブ以上の音域となります。
高音が出なくて歌えなかった曲が
歌えるようになり、
声量も大きくなり自信がでたり、
オーディションに合格したり、と
喜んで巣立っていきました。

いろんな生徒さんがいました。

高音、声量を増やしたいと、
プロの現役演歌歌手、ミュージカル歌手希望の子たち。
音大ミュージカル科の学生、芸能界歌手希望の子たち。

仕事中声が小さくて困っていたゴルフ場のキャディさん、薬局の定員さん。
心が傷ついて声が出なくなった中学生。
司会業の人。
吃音を治したい人。
ジャズ歌手を目指す人、
バンドボーカルや学校の先生。。。

最近は自分の音楽(ルネッサンス音楽)に没頭し、
スタジオでのボイストレーニングを積極的にしていませんが、
この独自のボイトレ方法をたくさんの人にお伝えしないと、
🧔メメントモリ~
後悔しそうだなと思い始めました。

サラのボイトレ方法は、
60歳までの元気な方ならメキメキ上達して
3~4オクターブ音域を獲得する人が多いと思います。
勿論61歳以上の方も、
身体を壊さないように用心して取り組めば
かなり目標が達成できると思います!

今現在、弟子の最高齢者は86歳のMさんです。
彼女は1年半前から習い始めて、
高音も良く出るようになり、
2023年のクリスマスには合唱団のソロもつとめました。👏

奇跡のボイトレはどこから?

サラのボイトレ法は
音楽大学での基礎的な知識「ベルカント唱法」をベースにしていますが、
20代のころ甲状腺にできた良性腫瘍が、8年間で握りこぶしほどの大きさになり、摘出手術(首を16cm横に切る)をしたあと、
予告通り声が出にくくなりました。
私はオペラ魔笛「夜の女王」を得意とし、高音は何も考えなくても出ていましたが、手術後は4オクターブだった音域が1オクターブ半になり、中音のラまでしかでなくなりました。その頃の仕事はジャズを歌ったり、ピアノを弾いたり。。

その出ない声を無理矢理出そうとはせずに、
体を自然と気持ちの良い(ストレッチのような)体勢にして、
低音のジャズを歌ったりしていると
「あれれ~出るじゃん」
「この体勢だともう少し高い音が出るじゃん!」
と発見の連続でした。
そんなことをして、殆ど音域は元通りになりました。

それで、
その同じ体勢を生徒にやってもらいレッスンすると
出るわ出るわ、、成果がハッキリわかりました🧔

年齢によって体の都合が少し違うので、
それぞれに合った方法を見つけてレッスンしています。

ボイトレ内容

柔軟体操筋トレです。
声を出すときに使うのは、体と心です。
(私がレッスンするのは基本、体だけですが😁)

柔軟体操の目的は、
・使える体にする
・サラのボイトレレッスンでの筋トレの効果を上げる

筋トレは、
声を出す・歌うための筋肉をトレーニングします。
普通よくある腹筋運動は行いません。

声は声帯で作っていると思う人が多く、
喉に力を入れたり、
丹田や腹筋に頼ってしまう傾向があるようです。
その方法では声帯は疲労し、
頑張っても頑張っても思うように声は出ません。
声帯を痛めてしまいます。

声は体全体、全身で作っています。
体の都合が声に反映されます。
元気な人の声がデカいですね😁

人それぞれ顔が違うように声も様々です。
その人の体から出る一番良い声
ナチュラルヴォイスを目指します。

「あの人のような声を出したい」
と思って取り組むと、
ナチュラルヴォイス獲得まで時間がかかります。

自分の声に酔いしれたり、
自分の声を吟味して聴いている人は、
声が前へ出にくくなります。
本人はすごく良い声が出ているつもりですが
近鳴りだったり、こもった声だったり、
遠くに飛ばない通らない声になります。
残念ながら、
その人の体からでる一番良い声
ナチュラルヴォイスは、
自分にはあまり聞こえていません、
というより聴いていません。


サラの名言😁
「声は見るもの。音は感じるもの。」

ちょこっとやってみる ♪

ちょっと挑戦してみてください。

歌うもよし、しゃべるもよし。
この体勢で ⬇スタンバイ🧔


図-1

スタンバイ方法(図-1参照)
①椅子を2つ並べ、 
 1つの椅子に楽譜や読む用紙を矢印方向に置いて、 
 もう一つの椅子に自分が矢印方向に座る。
②上半身だけ90度回転させて、絵のように軽くひじをつく。 
 手のひらは上向き。
③首の後ろ側は首を支える力が入らないように、 
 頭は少しゆらゆら出来るほど緩める。
④この体勢で声を出す。歌う。  

  ただし🧔注意!
・上半身の向きが矢印方向に向いていること
・頭はだらんとして首の高さよりも下がる 
 (図-2参照)  

図-2

この体勢で声を出すだけ。歌うだけ。
勿論、右左両側して下さいね。

ちょこっと体験レッスンでした 👩‍🦰

それで、、👩

こんな体勢で声を出していてどうなるの?
この体勢で発声することによって
声を出す重要な筋肉たちが
「せーの!」で協力し合った時に
肝心要の横隔膜理想的な動きをします。
ざっくり言うと、
腹筋・背筋・側近・大腰筋などによって。

それらの筋肉が育つと、
普通に立ってその筋肉を使うことができる、
つまり、
まっすぐ立ったまま高音が出るし、
声量も大きくなる。
そして理想的な自分の声
ナチュラルヴォイスが使えるようになります。


その声は疲れません。
死ぬまで歌える、話せる発声法だと思います。
(まだ死んだことが無くて証明できませんが👼)

この体勢ちょこっとやってみる
いつもより声が良く出ると思われた方は、
是非、週に2~3回続けてみて下さい。

早く上達したい方は、毎日やってみてください。
1日5分~15分を1セット。
休憩を挟んで、もう1セット。
合計3セットで十分です。

右側・左側、好きなタイミングで替えて下さい。
例えば、歌の1番が右、2番は左とか、
1分ごとにチェンジするなど。

自宅で声を出すのが気になる方は、
ハミングや呼吸するだけでも大丈夫、
歌う筋トレになります。

柔軟体操もすることをおすすめします。
サラのストレッチプログラムは次回の記事に載せたいと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
次は、しっかりレッスンしてみたい人のための記事を書きます。
どうぞよろしくお願いします👩。

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