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「コエテコエ」、はじめました。


初めまして、下村えりかと申します!中央大学5年生です。
今日は、私が愉快な仲間5人と一緒に、学生団体「コエテコエ」を立ち上げることになった経緯をnote書かせていただきます。


全ては、一昨年のコロナ出現から始まりました。

その時私は、念願のカリフォルニア留学生活中。新しい寮に引っ越したばかりで、物凄く楽しいキャンパスライフを送っていました。しかし未知のウイルスの脅威に、泣く泣く帰国することに。

2週間の隔離生活を終えて待っていたのは、ダブル認知症の祖父母の介護生活。高低差に耳キーーーン!どころか、半年で見事12kgのストレス太りを果たしました。


hey hey!私の人生どうなっちゃうの?こんなはずじゃなかったのに!!

・・・・ん?

どんなはずだったんだ?


行き当たりばったりの人生を楽しんできた私は、この時今後の将来について真剣に向き合うことになりました。


あれ・・・。自分はどんな大人になりたかったんだっけ?


<1>無言館館長 窪島誠一郎さんとの出会い


その時期、私はよく一人の男性と「ジジ活」(パパ活のパロディーでそう呼んでいる)をしていました。

その男性は、窪島誠一郎さん。

戦争で亡くなった画学生の美術館「無言館」の館長をしており、2019年の無言館の成人式で初めてお会いしました。とても繊細で愉快で私の尊敬している大人の一人です。

時々二人でご飯を食べながら、戦争のこと、今の若者のこと、今後の世界のこと、沢山のお話をします。そしてある時「無言館のこれから」について、二人で意見を交わすことがありました。

「今後、戦争体験者のいなくなる日本で、無言館はどのように変化していくのだろう。えりか、何か無言館で、今の若者に向けたイベントを企画してくれないか。」

「はい!」


そう返答するのと同時に、私は「窪島さんのように、沢山の人との出会いを楽しみながら、社会問題に目を背けない大人になっていきたい。」と、今後の自分の生き方の指針が決まったような気がしました。


(でも実際、そのような大人になるにはどうしたらいいのだろう?就職したらなれるのかな?NPOに入る?)


「そうだ、学生団体作ろう。」


学生団体で社会にある沢山の疑問や違和感を取材しながら、無言館での企画など様々なイベントを開催していこう!

名前は「無言館」と対比して、「声」を出していく団体にしていきたいな。 時代や国境や障がいを「越えて声」にしていきたい!

「あ、コエテコエっていいな。」


しかし、何と言っても私は”やらかしの神様”が君臨している人間。 財布や携帯を無くすのはお手の物。一人でできることと言えば、食べることと寝ること。 団体の創設なんて可能なのだろうか。


そうして私は頭を抱えることに、、、、なりませんでした。


私の学年は、”普通”にいけば皆が就職している学年です。 

しかしラッキーなことに、私の周りには良い意味で”拗らせている”
最高の5人の仲間がいたのです。


<2>愉快な仲間たち


「コエテコエ」のメンバーは、22年間の私の人生の中で出会った素敵な友人たちから構成されています。これからそんな彼女たちを紹介します!
と、その前に僭越ながら私自身のことを紹介させていただきます。

紹介_えりか


改めまして、下村えりかと申します。とにかく好奇心旺盛で、これまでにシンクロナイズドスイミング、アフロ・キューバンミュージック(以前キューバにいた奴隷の人々が発展させた音楽)、ケチュア語等、様々なことに挑戦してきました。現在は休学中で、今後の生き方について考えながらコエテコエの活動をしたり、農業をしています。食べることと旅することが好きです。これからよろしくお願いします!

紹介_かほ

さあ続いては、副代表のかほです。 彼女は幼稚園からの幼馴染。二人とも普通に就職をしてなんとなく社会人になるのだろうな、と思っていましたが、ある人の死で二人の価値観が大きく変わりました。 詳しくはかほのnoteでいつの日か記されると思いますが、 それがきっかけでよく2人で話す機会が増え、一緒に様々なことに挑戦してきました。本人は否定しますが、朝5時に起きてランニングをするほどスーパーストイック。彼女が推進力となっていつも団体を引っ張ってくれています。

紹介_ゆい

ライターや映像製作をしてくれています、ゆい。 彼女も幼稚園からの幼馴染なのですが、仲良くなったきっかけはズバリ「母親同士が韓流オタクで仲良くなった」です。全くタイプの違う私とゆい。英語を一緒に習ったり、母親の韓国旅行に同行しているうちに徐々に仲良くなっていきました。 可愛い雰囲気をまとっていますが、中身は中々のクレイジー。中学生の時は二人で本当にふざけ続けた毎日を送っていました。

紹介_じゅり

髪を洗ってもらっている彼女はじゅり。 じゅりとは小学校から一緒でした。お互いに「面白いやつがいるな〜」と目はつけていたものの、クラスが一緒になる機会がなく、実はこんなに仲良くなったのはここ数年のことです。二人で遊ぶ時はバカみたいにカードゲームをします。 彼女がタンザニアに留学していた時の話は実におもしろいものばかりなので、これからのじゅりのnoteをお楽しみに。

紹介_まさえ

センス抜群なまさえ。コエテコエのロゴは彼女が製作してくれました。 二人で一生議論(?)していられるほど、いつもあーじゃない、こーじゃないと意見を言い合っています。我々があまりに引っ切り無しにしゃべり続けるので、それを見ていた別の友人がついていけなくなり、「もうやめて〜!」と耳を塞いだこともあるほどです。ラオスで一緒に象使いの資格も取得したことがあります。

紹介_あみ

順応力が高すぎる、あみ。 彼女とは留学先のカリフォルニアで出会いました。留学中にコロナが広がり始め状況が刻一刻と変化していく中、二人で生き抜いたことは今となっては良き思い出です。「全然いい」が口癖で、お父さんと電話している時以外はキレてるところを見たことがありません。彼女は留学に行って猛烈にメンタルが鍛えられたエピソードが多々あります。今後のnoteに書くそうなので、注目です。


こんな個性的なメンバーでお送りする「コエテコエ」。
皆様これからの応援、どうぞよろしくお願いいたします!

<3>これからの活動


さて、肝心の活動内容についてです!
まず近日中の一番のビックイベントは、
無言館(槐多庵)で開催する『《コロナ禍の学生美術展》止まった時代の主人公たち〜1945 × 2021 〜』です!

このイベントでは、「戦争」と「コロナ」という”当たり前”の生活ができなくなった時代の「画学生」に焦点を当て、無言館の敷地内で両時代の美術作品をご覧頂けます。
現在(2021年7月)出品者も募集中です!

 詳しくはこちらから→(https://www.koetekoe.com/コロナ禍の学生美術展/)

この企画以外にも、これから様々なインタビュー記事や映像作品がホームページやSNS(別note、instagram、twitter)で掲載されていく予定ですので、注目していてください!


改めましてもう一度。 「コエテコエ」とは、時代、国境、性別、障がい等のあらゆる壁を越えて、声にする団体です。


皆様からもこんな「コエ」を取材してほしい等のご要望も受け付けておりますので、是非ホームページに足を運んでみてください!

それでは、ご拝読ありがとうございました!またお会いしましょう!!

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