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ビブラートと柔軟性

こんばんは。こえさがすくじらです。
今回は、ビブラートと柔軟性の関係について。

ちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

ではまいりましょう。

1. 柔軟性を保つ

みなさん、本屋で立ち読みをしていて、本を置く瞬間に上腕二頭筋がピキッってなったことありませんか?

僕はよくあります(ちゃんと本買ってますよ)

筋肉っておんなじ位置でキープするのはしんどいし、長時間続けると次の動きに行きづらい(固まってしまう)っていうのは共感頂けるのではないでしょうか?

声を出すときも同じことが言えます。

2. 声を揺らす

所謂、ノンビブラートで単音を発声している時、声を出すために働いている筋肉は一定のポジションをキープしていそう、というのは想像に難くありませんね?

やっぱりこれは筋肉にとっては負荷が高いわけです。

それに、歌の場合、当然別の高さの音へ移行することが頻繁にあるわけです。そうすれば、ピッチを調整する筋肉は別のポジションをとることになります。よって、他の音へ移動する柔軟性を確保しておくことが大切です。

そこで、ビブラートです。

音程が動いてるやつ、音圧が動いてるやつ。
とりあえずどっちでも構いません。声帯をコントロールする筋肉にキープの姿勢をとらせなければよいのです

できる人は、細かいフェイクの動きをするときに、細かくビブラートをかけながらやってみましょう。ちょっとやりやすくないですか?

また、高音で張り上げないといけない時にも、ビブラートをかけた方が喉が楽だったりします。音楽的にダサくならないのであれば積極的にかけたら良いでしょう。

発声練習で音域を拡張したり、ブレイクポイントを橋渡し(ブレイクポイント上を行き来して、ブレイクポイントを無くすように練習すること)する時にも使われます。力んで良い事はありませんからね。

3. まとめ

では今回のまとめです。

1. 筋肉は同じポジションをキープし過ぎたらダメ
2. ビブラートでキープのポジションを解除できる
3. 高音など力みそうなところはビブラートかけてみて

です。
次回もお楽しみに♬

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