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小説「天蓋のジャスティスケール」完結編

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『天蓋』 は、選ばれた『選人』とそれに関わる人間しか入れない特別な場所。 選人は天蓋の奥深くに封印され、わざわいをよぶものを封じる蓋の役割を担う。 選人に選ばれてしまった不運… もっと読む
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#声プラ曜日

EP 03 激動の小曲(メヌエット)02

「そうかそうか。そんな素敵な人のこと考えてたなら、あたしの中身のない話なんか聞いている…

EP 03 激動の小曲(メヌエット)01

「ソフィー!」  物憂げな表情で遠くを見ていたソフィにヤチヨが大声で現実へと戻ってくる。…

EP 02 星の詠唱(アリア)05

 ソフィの手を取るとコニスの頭にも覚えのない記憶が映し出され、その身体がピクリと反応する…

EP 02 星の詠唱(アリア)02

「あなたはすごく星について詳しいのですね」  目の前の少女は、嬉しそうな表情を浮かべ。ソ…

EP 02 星の詠唱(アリア)01

 始まりの因果。  満点の星が瞬く空。  星の見える小高い丘。  この場所は、かつて4人…

Eighth memory 14 (Conis)

『オ……ビィ……オー……ビー』 「誰だ……俺の名前を呼ぶやつは……」  ゼロに取り込まれ…

Eighth memory 11 (Conis)

 辿り着いた場所、マザーのいる揺り籠。  その日はいつもと雰囲気が違っていました。奥に近づけば近づくほど、命が終わり結晶となってしまったみんなの姿がありました。  マザーの近くにいた皆は、これまですやすやと眠っているようなふわふわ気持ちよさそうなお顔をしていたはずでした。  でも、ここへ来るときに見たみんなはとても怯えたような怖がっているようなぶるぶるしたお顔をしていました。  きっと怖かったのでしょう。辛かったのでしょう……もしかしたら痛かったのかも知れません。

Eighth memory 10 (Conis)

「!?」  それは一瞬の出来事で視線に驚愕の色が浮かぶ。ヌルの狙いとは異なる想定外の光景…

Eighth memory 09 (Conis)

「まずは……そうだな……お前たちはそもそもエルムとはなんだと教えられている?」 「侵食が…

Eighth memory 08 (Conis)

 ワタシとオービーが揺り籠へ向かう道中、奇妙な光景を目にしました。  それは道行く道で大…

Eighth memory 05 (Conis)

「何故、追いかけてきた? エスシー?」  突き放すような言葉を発しているはずなのに、オー…

Eighth memory 02 (Conis)

「着いたぞ、だが気をつけろよエスシー……その辺は、足場がーー」 「わっ!!」 「っつ!! …

Seventh memory 15

「納得、できません!!!」 「……これは、決まったことですので……」 「くっ……」 「ナー…

Seventh memory 14

「ナール起きて、ねぇ、起きて……」  ナールの身体をゆさゆさとゆっくりとアカネが揺する。  すると、その目がゆっくりと開き、視線がアカネへと向けられた。  目に宿る困惑に微かに肩がピクリと反応する。 「ん、えと……あれ、君は誰? どうして、僕の名前を……?」  絶句した後、思わず叫ぶ。 「ナール! ふざけてる場合じゃないの!!!」 「ふざけ……申し訳ありません。僕はどこかで貴方と会ったことがあるのでしょうか? それにここは……」  その言葉と同時に起きるべきして起き