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朝鮮半島と日本の友好関係を阻害する追悼碑を守る会 ~群馬の森朝鮮人追悼碑問題~

追悼碑を守る会が撤去費用の請求を無視して解散

 追悼碑を作る会が群馬県と折衝して設置に至った追悼碑の前で、追悼碑を守る会は朝鮮総連群馬県支部の来賓が朝鮮学校への無償化除外反対のスピーチをなすような政治的な活動を行い、結果として追悼碑の撤去を群馬県から請求されましたが、最も無責任な選択をしたようです。

 群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にあった朝鮮人労働者追悼碑が県の行政代執行で撤去されたのを受け、管理していた市民団体「追悼碑を守る会」は11日、前橋市の県教育会館で総会を開き、会の解散を決めた。また、県から撤去費用として2062万円を請求され、県側に同日付で送付した解散通知書の中で「支払い能力がない」と回答した。
 総会では、追悼碑の再建を目指して後日、新団体を立ち上げる方針も確認。請求金のうち撤去費は248万円、残りは目隠しの囲いや警備の費用といい、「現場にも立ち会わせず、県の都合で行ったことで納得しがたい」と活動報告した。
 総会に先立ち、撤去後初めての追悼集会が開かれ、碑に設置していたプレート3枚が披露された。宮川邦雄共同代表らが「県の代執行は稚拙な暴挙。反省と友好親善の重要性を改めて共有したい」とあいさつ。約200人の参加者はプレートに向けて献花した。
 県立公園の碑の跡地では撤去前の姿をアプリで確認する催しが行われ、当時をしのんだ。アプリはアップル社端末向けに公開されている。(羽物一隆)

東京新聞「撤去された『群馬の森』朝鮮人追悼碑、管理の市民団体が解散決定 県から行政代執行費用を請求された」

 もはや取り返しがつきませんが、追悼碑を守る会は追悼碑の撤去費用を何が何でも支払わなければなりませんでした。それは、彼らとは異なる主張を持つ者の溜飲を下げるためではなく、朝鮮半島と日本の友好関係を損なわないためです。例えば、今後朝鮮人追悼碑など彼らが朝鮮半島と日本の友好のための施設を公園などに設置しようと動いた場合、どこの地方公共団体の公園であったとしても、今回の群馬の森の事例が許可の判断基準になるからです。その結果は明らかであると言えるでしょう。
 なお、追悼碑を守る会は支払うことができないなどと述べていますが、クラウドファンディングという手段があります。クラウドファンディングを実施すれば、群馬の森で抗議行動を行っている者から多大な寄付が集まるでしょうし、のりこえねっとニュースで大きく話題にしてきたのりこえねっとの辛淑玉さんと、No Hate TVで大きく取り上げた野間易通さん、安田浩一さんからは特に多額の寄付がなされることでしょう。もちろん、両者とも自分たちの資金を用いる必要はなく、追悼碑を守る会同様に寄付を募ればよいでしょう。そして、それをしないということは、彼らが朝鮮半島と日本の友好関係を築くことに何の関心もないということに他なりません。