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原告世界平和統一家庭連合、被告株式会社TBSラジオ、紀藤正樹民事訴訟第2回口頭弁論 2

口頭弁論その2

裁判長「今後のご主張などの方向性について、原告はいかがですか。」
原告代理人「ラジオの放送内容を分析し、被告の紀藤さんの発言の事実摘示部分とそれによって原告の社会的評価が低下したことについて主張します。早朝の番組ということで、名誉毀損の判断となる基準はその時間に聴取するリスナー基準ということになろうかと思います。」
裁判長「被告は抗弁のご主張をなさいますか。」
被告代理人「検討しているところです。」
裁判長「名誉毀損であると原告がご主張されるラジオ番組については拝聴いたしましたので、聞けばこうだとわかります。どこまでが事実摘示であるかということと、真実性と相当性の主張についてご検討ください。
被告TBSについては、早朝の番組ということでリスナーの範囲はどうなのかについてのご主張をお願いします。また、紀藤さんの出演部分は、生放送で出演しているのか、電話出演しているのか、録音を編集しているのかによっても変わると思います。その放送にあたっての打ち合わせをどのようにして行なって放送に至るのかについて、詳しい主張をお願いします。」
原告代理人「TBSラジオの責任ですが、放送した内容について、すでにアマゾンプライムや、ネットですでに主張されている内容であるというものがありましたが、カルトの実態や暴力団ビデオについて立証する番組であるとのことでしたが、そういうものが存在するのかどうかについてはこれから主張されるということでよろしいのでしょうか。」
裁判長「真実相当性の主張は被告側から主張されるということですね。」
被告代理人「はい。」
裁判長「次回口頭弁論ですが、11月1日、午前11時から行います。その前に進行協議として9月20日11時から期日を設けます、場所は追って連絡します。ウェブで行うか出頭で行うかご意見はいかがですか。」
被告代理人「出頭します。」
原告代理人「被告がそういうご意見なら出頭で結構です。」