見出し画像

週刊文春というこの国の害悪 1 ~私が堀新弁護士に全面的同意することができるという晴天の霹靂~

週刊文春の木原誠二内閣官房副長官追及記事はかつての週刊新潮「朝日新聞襲撃事件誤報記事」を超えたのか

 週刊文春が大々的なキャンペーンを張って木原誠二内閣官房副長官の妻が殺人事件の被疑者であるかのような報じ方をなした記事は、事件の取調官であった佐藤誠警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係警部補(当時)の驚くべきオチにもならない告白で幕を閉じました。

「Z氏(木原誠二内閣官房副長官の妻ではない人物)について今ここで詳しく話すことはできないけれど、俺はホシだと思っている。彼はX子(木原誠二内閣官房副長官の妻)が絶対に庇わなければいけない存在。Z氏は突発的に殺害した末、自殺偽装計画を立てたわけだ。でもY(最初に被疑者であると疑われた人物)の痕跡も残しておき、もし自殺の線が崩れて事件化したときの゛保険゛までかけたというのが俺の見立てだ。そんな高度なこと、素人のX子一人では思いつかないだろ」(佐藤氏)

週刊文春「木原事件妻の取調官実名告白」

 この報道について堀新弁護士が次のようにツイート、いや、X'sしていますが、私が堀新弁護士のX'sに賛同するような日が来るとは思いませんでした。

文春記事の重要点を再確認。
警察は木原妻がDNA採取を嫌がるので、強制的にやるため身体検査令状をもって訪問。
警察が30分遅刻したので木原は怒り「時間は守れ、お前なんか飛ばせるんだぞ」と言った(この台詞はそういう意味) で、肝心の検査結果は書いてない。
成果があったなら当然書いただろう

@ShinHori1

⇒ 文春記事ではさらっと流しているが、わかりやすくいうと「身体検査令状」とは、逮捕しなくても強制的に身体検査を行うことができる令状である。
警察はそこまで木原妻に対して強制的な捜査を行っていたのだ。 捜査ができなかったのではない。

@ShinHori1

明日の文春による元捜査担当官の記者会見、こんなのが通用するなら守秘義務もプライバシーもあったものではなく、刑事が任意に疑った人間をメディアで犯人呼ばわりして、当事者限定のはずの取調べ中の発言もタクシーの中の私的会話も流出させ放題ということになるし、一般人も警察に協力した時の話を→

@ShinHori1

→ いつ刑事が週刊誌に売るかわかったものではないということになる。
世間の人間が警察による聴取に協力するのは警察の仕事に必要な範囲で事実関係を知ってもらうためであり、週刊誌に売って晒してもらうためではないだろう。

@ShinHori1

 堀新弁護士のX'sには私は全面的に同意します。公務員の守秘義務は退職後も解除されることがありませんから、東京都は佐藤誠元警部補を守秘義務違反がないか慎重に捜査し、守秘義務違反に該当する言動があれば速やかに立件するべきであると思います。