令和4年8月6日のTHE SANKEI NEWSで「拡声器デモで安倍氏罵倒 静かな鎮魂、今年もかなわず」という記事が配信されています。
かつては、在日特権を許さない市民の会のメンバーらが8月6日に広島で街頭宣伝活動を企画し、いわゆる「反差別カウンター」がそのカウンターのためにバスをチャーターしてカウンターを行うということもありました。どちらも広島で大騒ぎしてその後に楽しく打上げもなされたものと推察しますが、慰霊という本来の目的はどこかに行ってしまっているわけです。そもそもいわゆる「反差別カウンター」が目的としているのは平和であるはずですから、静かに慰霊を行って平和を祈念することは重要な行事であるはずですが、静かな慰霊を望みそのために活動している方が在日特権を許さない市民の会元千葉支部長の奥田洋平さんであったりするわけです。
日本国憲法の精神に基づいて平和を希求するはずのイデオロギーを持つ方々が慰霊を妨害し、日章旗を掲げた街頭宣伝活動を行う彼らにとっての「改憲論者」に属する者が慰霊を呼びかけようとする令和4年の8月6日は、THE SANKEI NEWSが報じるとおりの光景となってしまったようです。