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FRIDAY DIGITALの記事から

コメンテーターにニヤニヤするFRIDAY DIGITALの池田大作創価学会名誉会長の死去をめぐる記事

 最新号の「FRIDAY」と「FRIDAY DAGITAL」に池田大作創価学会名誉会長の死去を報じる記事が掲載されていました。

 その記事の中では非常に興味深い方がコメントをなさっていました。

「10月27日に5期目を迎えることが発表された原田会長が82歳、理事長の長谷川重夫氏も82歳。4年の任期を終える頃には、ともに86歳です。次期会長候補と目される66歳の谷川佳樹氏は4年後に70歳。もう一人の候補である萩本直樹氏、池田大作氏の長男である博正氏は二人とも70歳で4年後には74歳。幹部陣は皆、高齢者なんです。それなのに、創価学会が打ち出した来年のテーマが『世界青年学会 開幕の年』というのはおかしな話。
創価学会内部には、抜本的な世代交代や内部改革を求める会員が存在し、現執行部を批判する声もあがっていました。ところが唯一のカリスマの池田氏が鬼籍に入った。教団にとっては危急存亡の秋ですから、当面は池田氏の死をバネにして組織を引き締め、少なくとも、次の総選挙くらいまでは現行の体制で乗り切るでしょう」(創価学会ウォッチャーのジャーナリスト・乙骨正生氏)

FRIDAY DIGITAL
「池田大作・創価学会名誉会長が死去 浮き彫りになる『後継者問題』と近づく『岸田政権の崩壊』」

「それでも、池田氏が存命の間は『先生にもなにか考えがあって自民党と組んでいるのだろう』と納得できたわけです。しかし池田氏亡き今、『平和を愛する先生ならこんなことはしなかった』とか、『先生の理念から公明党は離れてしまった』と防衛力強化を掲げる自民党と組むことをよしとせず、優秀な集票部隊が選挙協力に消極的になる可能性もある。
池田氏の死は、自民党と公明党のどちらにも大打撃です。公明党との連立だけでは政権を維持できないと判断した自民党が、維新や国民民主と組む可能性だってあります。〝政界再編〟が起きるかもしれません」(宗教問題に詳しいジャーナリストの藤倉善郎氏)

FRIDAY DIGITAL「池田大作・創価学会名誉会長が死去 浮き彫りになる『後継者問題』と近づく『岸田政権の崩壊』」

 創価学会から脱会して対立する日蓮正宗に宗旨替えし、東村山市で発生した朝木明代元東村山市議会議員の転落死事故については、その著書「怪死」において創価学会による謀殺ではないかというデマを流布させるきっかけを作って東村山市を混乱させるだけ混乱させた乙骨正生さんが「創価学会ウォッチャー」であるそうです。

「正直驚きました。ゴルバチョフ元ソ連大統領や胡錦濤前中国国家主席と友好な関係を築くなど、日本の民間外交で大きな業績を上げた功労者としての池田氏を追悼するという建て前なので、法的には政教分離の原則に反しないとは思いますが、特定の宗教団体のトップを国政政党の代表が称賛するのは不適切ではないでしょうか」(藤倉氏)

FRIDAY DIGITAL「池田大作・創価学会名誉会長が死去 浮き彫りになる『後継者問題』と近づく『岸田政権の崩壊』」

 やや日刊カルト新聞総裁を名乗る藤倉善郎さんは、行動する保守の一派である日本を護る市民の会代表の黒田大輔さんと同様に宗教団体の敷地は固定資産税が非課税となっているから誰でも入っていいなどという主張を振りかざして刑事被告人となっている方で、先に紹介した乙骨正生さんが発行する「FORUM21」でしばしば記事を掲載されて、ご自身の記事での内閣の「カルト度」を測る基準に親学などという宗教でもないものを加えながら、妙観講などが問題となっている日蓮正宗を外してもいらっしゃいます。そういう方が「宗教問題に詳しいジャーナリスト」などと紹介されていることに驚きました。そして、乙骨正生さんと一緒にコメンテーターとなっていることに色々と邪推する私は変なのでしょうか。