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エンペルトVを4枚採用のれんげき構築でシティを暴れた話

はじめまして
狐邑きつねです
YouTuber兼レイヤー兼ポケカプレイヤーをしてますが
この度、シティリーグS3にて
BEST4に入賞と言う快挙を成し遂げました!
BEST16が最高成績だったため本当にうれしいです!
シティの調整に付き合ってくださった皆さん
本当にありがとうございます!

さて初めてのnote製作なので拙いところがあれば申し訳ありませんが
シティで握った構築についてご紹介させていただければと思います

はじめに

シティが決まり始めの候補はレントラー入りミライドンかロスギラでした
そして戦績的にもロスギラの方が強いと確信しつつも
ミラーでの戦績は振るわずロストへの知識不足が浮き彫りに…
そんな中でフォロワーさんのnoteを購入しロストの造詣の深さを改めて実感
自分の未熟さが恥ずかしくなりました。これでシティに出てもミラーで惨敗し結果は残らないだろうと考えて思いついたのは環境メタ構築
まだシティ前半でありロストも多いと判断し構築を組みました


構築紹介

【デッキコード】yp2pyM-26fF70-UXppX2

このノートではそれぞれの採用カードについてご紹介していこうと思います

ポケモンについて

・エンペルトV (4枚)


総てはここから始まりました
基本は先行を取りたいデッキですが対ロストの後攻でエンペルトVスタートすると確実に相手の1ターンを無駄にできるので
その確率を上げるためにも4枚の採用は絶対として構築を組み始めました
しかし現環境で210のHPと最速1ターン目で130の火力を出せるのは非常に強く尚且つ後続のエネルギー加速までついてくるおまけつきと
環境に噛み合いすぎたテキストをしてました
速度の遅いex構築全般に有利を取れVの強さを改めて感じました

・れんげきウーラオスV&VMAX(2枚)

エンペルトを中心としたときの苦手対面として考えられるのがミライドン、ミュウ、アルセウス系統などがあり。その中でも多そうなミライドンをメタに考えれんげきウーラオスを相棒にしました。
この時点で超に対する対策は諦めておりミュウを完全に切って考えています
前述のエンペルトの相性が非常にかみ合っており
らせん切りからウーラオスにエネルギーを渡す動きが反則級に強く
初手にウーラオスをベンチに置きマナフィを出させ
ゲーム序盤にマナフィをボス&らせん切りで倒すことでマナフィ1枚の為だけにクララやネオラント、封印石を切らせる動きは多くの構築に刺さりました
また現環境で弱点以外で330のHPを1撃で削る手段はかなり限定され耐久力の高さも優秀さに拍車をかけました
はじめは3枚ずつの採用でしたがそもそも持ち前の耐久で2回以上キョダイレンゲキ打つのも難しくなくゲーム中1回立てば充分だったためサイドケアも含め2枚ずつで良いという判断になりました

・テッポウオ&オクタン(2枚)

れんげきのサーチの要
このカード1枚がベンチにあるだけであらゆるジャッジマンとツツジに対応できる最強のサーチポケモン。こちらもベンチに1枚揃えば十分なのでサイドケアも考え2枚ずつの採用となっています

・ドラピオンV(1枚)

ミュウを切っているという発言と矛盾しているかのような採用ですが本命はロストメタで増えてきているいちげき&れんげき対策用のポケモン
特にこの構築は130~150しか打点が出ない貧弱な攻撃力しかないため実は火力で押されると弱くなります。
そのためエネルギー無しでベルト込み220打点を出せるのは優秀と言う外なく採用が決定しました。実は最後まで抜くか否か迷ってましたがアドバイスを受けて採用をとどめたカードです。
もし対ミュウを考えるならば2枚採用は必須だと考えています

・かがやくゲッコウガ(1枚)


最速らせん切りの為の必須カード、メロンを使いやすくするためにも活躍し
そのうえでジャッジマンやツツジでの事故率も下げてくれる優秀なポケモン
またどうしてもサポートを使わず山のカードを拾いたいときは
連撃サーチで連撃エネルギーを拾い隠し札で捨てたりもします
らせん切りでエネルギーを貯めておくことで不意に月光手裏剣が打てるためウーラオスが居ないと油断している相手に致命傷を与える事ができます

・ネオラントV(1枚)

どうしても事故回避したいときや詰めに使いたいポケモン
基本的に出さないで勝てればいいがこのカードのおかげで
勝てたことも多く
絶対に抜けないカード
またこのポケモンもらせん切りでエネルギーを貯めておくことでアクアリターンで攻撃が可能なのでうっかり放置してくれると実は嬉しい
ゲッコウガと違いメロンでの加速も可能なため逃げエネの為の1枚と偽装させることができ1試合で1枚のネオラントを使いまわすことも可能
技を出したらエンペルトをバトル場に出せることも利点

グッズについて

・ボールカード(計10枚)

ネストボール4枚にハイパーボール4枚は固定
これは進化ポケモンが2種類採用されているためサーチが多く必要なこと
序盤でエンペルト2面揃えることが直接勝利につながるため
特にキョダイレンゲキを続けるために連撃サーチは連撃エネルギーに使用したくポケモンは縦引きかボールカード頼りになるためこの数が必要でした
バトルVIPパスの採用は無し。理由は初手に来なかった時に純粋に邪魔であり能動的に捨てる手段がハイパーボールと博士の研究にセレナと多いとはいえないため採用を見送りました。
代わりに運が絡むののアロマのが優秀と考えキャプチャーアロマを採用
結果として大成功しました。

・いれかえ系効果(2枚)

ポケモン入れ替えと穴抜けのひもを1枚ずつ採用
基本的には水の塔で逃げられるもののドラピオンやネオラントをバトル場に縛られる可能性を考え入れ替え系の効果を持ったカードが必要と考えました
またミライドン構築においてクレッフィを押し付けられた時に穴抜けのひもを使用する事でキョダイレンゲキでクレッフィとミライドンを倒されるかベルト疾風突きをレジエレキVMAXに食らわせるかという選択を迫れるのも強みでした。
逆にアビスシークでとどまっているギラティナを逃がしたくないため
ポケモン入れ替えも採用しています。

・エネルギー転送(1枚)


稀によくある手札にエネルギーがない問題や
疾風突きの為に闘エネだけ欲しい時に
ネオラント→カイの動きで触れる超優秀サーチカード
エネルギーが終盤過剰になりやすい構築の為エネルギーの枠を1枚減らし採用に踏み切ったが使いやすく万能でした。

ポケモンの道具について

・こだわりベルト(2枚)


ギラティナに確実に有利を取るために必須カード
アビスシーク前にらせん切りが決まればもうアビスシークを打てず
ベルトらせん切り(160)+キョダイレンゲキ(120)=280や
らせん切り(130)+ベルトらせん切り(160)=290を目指せる
またドラピオンにつけることでれんげき&いちげき構築に220が出せる
ウーラオスの疾風突きでレジエレキVMAXやVガードエネルギーをつけたアルセウスVSTARを倒せるなど
活躍の幅が広い

・森の封印石(2枚)

ネオラントに続く万能サーチ。この構築の動きやすさに拍車をかけた1枚。
このカードの強さについてわざわざ書くことはないがとりあえず付けて置くだけでも相手からしたら嫌な1枚
序盤で使い切ることもあれば
終盤まで温存し勝利の一手になることも

サポートについて

・メロン(3枚)

このデッキの要。キョダイレンゲキを連発するのは勿論らせん切りループをより円滑にするカード。
このカードがあるからこそ後1でらせん切りやひゃくれつラッシュが打てる
特に先1でアルセウスやミライドンが悠長にバトル場で棒立ちしてる時は森の封印石を1ターン目に使ってでもひゃくれつラッシュを目指す。
非常に攻めに特化しており3枚採用が丸いと判断

・博士の研究(2枚)

最初は雑に4枚採用していたが連撃サーチや隠し札で十分に手札が回ることを確信。2枚抜きジャッジマンに入れ変わる。基本的に事故したときにネオラントで呼ぶカードと言う立ち位置。事故ケアでは必須の為サイド落ちも考慮し2枚採用

・ジャッジマン(2枚)

前述の理由により採用された2枚
手札干渉が弱いわけがなく。相手の動きをみて使用を考えるカード。自分自身はオクタンとゲッコウガにより事故率は格段に少なく強く使っていける。
本当に強気に立ち回りたいならジャッジマン4枚もあり

・コルニの気合(1枚)

オクタンからサーチできるドローサポートという点で唯一無二の評価
ツツジケアも可能で実際に大会中でもツツジの返しで連撃サーチからのコルニの気合で事故なく勝ち越せた
ただし使いどころが多いわけでもないので1枚で十分

・セレナ(1枚)

Vが減っている環境だがロスギラ相手にボス効果は3枚必須であると考えており
そのうちの1枚として採用。シティ中手札交換効果が主な活躍だったが役割を十分に果たしてくれた
特にジャッジマン等を恐れアビスシークがまだ使えないのにベンチに出したギラティナを呼び出すことでもう2度とアビスシークできない体にします

・ツツジ(1枚)

れんげきウーラオスを倒された時の最強のカウンター
特に対ロストで相手が上振れロストを貯めた場合
あえてウーラオスで攻めて気絶させ残りをエンペルトのみで戦う事で
ツツジケアに花選びを使わせず事故らせたまま勝ち切るという手段に出ることができます
基本的に有利対面が多い環境だったのでピンチになることが少なく1枚で良いと判断しました

・クララ(1枚)

落ちた闘エネルギーの回収及びミュウ側がロストシティがサイド落ちや序盤に捨ててた時と言う限定的ではあるものの100%ミュウに勝てない構築にするのではなく10%でも勝ち筋が残る構築にするために採用
実際シティではミュウに当たらずクララの使用シーンは闘エネルギーを回収して疾風突きをしやすくするための使用シーンが殆どであり
あの大会限定でいえば不採用でも良かった1枚なのは否めない

・カイ(1枚)

オクタン+グッズを持ってこれる最強サーチカード
アドバイスを受けて入れたカードであり、このカードが1枚あるだけでこのデッキの柔軟性が非常に高くなった。
グッズでは序盤に使うならネストボール
疾風突きを連続させたいなら入れ替え札
エネルギーが足りないならエネ転
と盤面に合わせた活躍をしてくれ1枚でありながら非常に高いポテンシャルを持ったカード

・ボスの指令(2枚)


言わずもがな最強カード
特に対ロストにおいてはウーラオスの項目でも触れたが
ウーラオスをベンチに置きでマナフィを呼ばなければいけない状況を作り
マナフィをボスで呼び出してらせん切りしてエネルギーをウーラオスに明け渡すことでクララをマナフィの為だけに消費させるのが強力であった
ベンチにはキョダイレンゲキで攻撃が通るため
2枚ともマナフィを呼ぶのに使う事が多いが十分な活躍だった

・水の塔(3枚)

ビーチコートを上回る利便性を持ったスタジアム
相手に悪用されるケースがほとんどなくオクタンでサーチ可能
相手のスタジアムを上書きするためにも使用機会は多く
4枚か3枚で悩みつつ3枚採用
雪道も割りやすいためドラピオン、ゲッコウガ、ネオラントが封殺されるシーンが皆無だったのはストレス無く有意義だった

エネルギーについて


・連撃エネルギー(4枚)

必須カード
シンオウ神殿入りの構築もほどんど見かけないため確実に刺さるエネルギー
水格闘2個分は強すぎる

・基本水エネルギー(6枚)

初手にエネルギーが欲しいため基本的なエネルギー数を12枚と考え
初期はれんげき4枚、水8枚と言う配分だったが
後にカイでエネ転に触る動きもできたので1枚をエネ転に1枚を闘エネルギーに変更し上記の枚数に収まる

・基本闘エネルギー(1枚)

疾風突きの為にという軽い気持ちでの採用だった
基本的にメロンを使いまわす構築ではあり水中心の構築ではあるが
このカード1枚あるお陰で150打点の出しやすさが段違いに変わっている
エネ転や場面によっては封印石でわざわざ持ってくることもあった
入れて初めてありがたみがわかった重要なカード


最後に


以上がこの構築の成り立ちです
仕事もありノート製作が遅くなりましたがここまで読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。
実際のマッチと対戦の感想などは本日の動画にて紹介予定なのでリンクを乗せておきますので
よろしければ是非そちらもご視聴頂けると非常にうれしいです


感想動画


【シティ報告】Gレギュ環境のシティリーグS3にてエンペルト4枚採用のれんげき構築でBEST4まで上り詰めた感想
(https://youtu.be/X8PONeUPqvI)

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