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全員で足並みを揃える町

昨日は松島町に遊びに行ってきた。全部で10部屋程しかないこぢんまりしたホテルに宿泊して、夜も同じ敷地内のレストランでゆっくりと過ごしてきた。家族で泊まりに行くと、結構ブュッフェスタイルの食事になることが多いのだが、子供が段々大きくなってきて落ち着いて座っていられるようになってきたので、コース料理も楽しめるようになり良かったと思う。

生憎の台風でスッキリした天気にはならなかったが、翌朝は瑞巌寺を散歩出来た。昼間はかなりの観光客だが、朝早い時間は人が殆どいないので、朝も貴重な観光の時間になる。
朝町を歩いていると、6時にチャイムが鳴っていた。田舎町では昼12時になるとチャイムが鳴るところもあるが、こんな早朝からチャイムが鳴っているのにはビックリした。
あのチャイムは果たして誰の役に立っているのだろうか。前日にホテルで深夜までお酒を楽しんで寝ていたのに、翌朝謎のチャイムで起こされたらたまったもんじゃないと思う。

一昔前は皆んなが同じような生活習慣で暮らしていたかもしれないが、今は生活様式も多様になっているし、昼夜逆転の生活をしている人も沢山いると思う。観光客にしても深夜まで遊んで朝はゆっくり寝ていたい人もいるかもしれない。
そんな人の生活習慣を無視したああしたチャイムはさっさと廃止してしまった方がいいと思う。皆んなで足並み揃えた生活を送りましょうみたいな風習が残っていると、移住者も敬遠してしまうと思う。毎日のことなので、意外とそんな積み重ねが大事だったりする。

そういえば、夕方も17時頃になると殆どの店が閉まっていた。自分達だけ店を開いて少しでも稼ごうと思う人は排除される雰囲気があるのだろか。
兎に角折角の人気観光地なので、閉鎖的な謎の風習はとっとと辞めてしまった方がいいと思った。

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