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徹底した事前準備

 来週からから山形県で機器の更新工事を予定している。物は浄水場に納められている逆止弁とルーズ菅で、更新自体はそんなに難しい工事ではないのだが、着信前にトラブルに見舞われてしまった。というのも注文していたルーズ菅が現場の既設のルーズ菅と寸法が異なる可能性が出てきたのだ。
 なぜそのようになっかというと、昨年度も同じ工事を実施したのだが、僕は同じ機器を入れ替えると思っていたのに対して、実際の現場では昨年度と異なる寸法のルーズ菅が使われていたのだ。
 これは完全に同じ物を更新すると勘違いしていた僕のミスである。昨年度と同じ承諾図の機器を注文していたので、安心していたのだが事前に完成図を確認したところ、隣り合った機器でも寸法が異なっていることが判明したのである。完全にやらかしてしまっていた。事前に完成図も確認していれば今回の機器は昨年度と寸法違いであることも分かっていたはずだが、そこまで徹底出来なかったのが失敗の原因だ。

 今後現場をどこまで是正するのかはまだハッキリしていないが、正しいルーズ菅を再度発注して現場に納める必要があるのではないかと考えている。工期は3月なのでまだ何とかなるタイミングだ。
 今回の教訓で改めて自分の思い込みが如何に当てにならないかを痛感させられた。手元にある資料をめんどくさがらずに、確認することがとても大切なのである。人は失敗から学ぶものだ。この失敗をきちんと活かして無駄にしないようにしていきたい。

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