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無駄な書類

 今日も一日中自治体に提出する書類の取りまとめをしていた。完成図書に始まり、写真帳や試験成績表など出さなければならない書類が沢山ある。勿論実施した工事の内容であったり、数値を取ったものについては記録を残しておかなければならないことは理解出来るのだが、紙と時間の無駄が多いなとつくづく感じる。

 例えば完成図書にしても、全ての書類をわざわざ紙に打ち出すのはかなり手間がかかり時間もかかる。当然コストもかかっているわけだ。毎年の様に沢山の完成図書を集めていれば、保管する場所のスペースにも限界があるだろうしPDFなんかにして保管しておいた方がよっぽど効率が良いと思う。こちらとしてもわざわざ提出するためだけに、役所へ出向く手間が省けるわけだから、お互いに効率的なわけだ。
 しかし、僕が今やり取りしている某自治体では衝撃的なことに各々の担当者がPCを持っていない。名刺には一応アドレスが記載されてはいるものの、そのアドレスも普段誰かがチェックしているわけでもないそうで、メールを送ったところで既読スルーにもならないのだ。

 このご時世によくそんな状態で仕事が出来るなと逆に関心してしまう。つまりその自治体に書類を提出するには直接訪問するか、郵便で送るしかないというわけだ。
 世の中的にこれだけ働き方に関することが謳われている時代において、自治体があまりにも時代遅れの職場環境を提供しているのは如何なものかと思う。お互いのQOLを上げるためにも、早急に改善してほしいポイントだ。

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