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総合評価への理解

 今年度は仙台市のある公共工事に申請する予定だ。まだ発注はされていないもののそう遠くない予定で発注される予定なので注視している。
 今回はいつもの価格競争とは異なり総合評価による審査が行われる。つまり単純に価格が安いだけでは落札することは出来ず、過去の実績や技術提案で加点されてその結果始めて落札出来るわけだ。
 元々は価格競争だけだと価格を不当に下げるダンピングや他社との談合を防ぐ目的があったようだ。

 各自治体でディテールは異なるだろうが仙台市の場合は3つの評価方式に分類される。簡易1,2型と標準型の3種類だ。
 標準型が最も細かい審査項目に分かれており技術提案では簡易的な施工計画書の提出も求められるようだ。
 過去5年間の評定点を会社、技術者それぞれで加点も出来るし、地域貢献の項目では災害時の緊急対応協定を結んでいたりボランティアによる清掃活動への参加なんかも加点対象となる。
 いずれにせよ細かい点数は工事の内容により異なるので発注を待つしかない。
 普段から細かい地域活動に参加していると加点もされやすいようだがうちの会社の東北支店の人数も考えると全てに対応するのも難しい。

 落札出来るかはまだまだ不透明な点が多いが兎に角ケアレスミスのないよう着実に自分の出来る最大限の仕事をしたいと思っている。

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