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#2 購入する物が高額なほど決断力は鈍る!!


言葉を文字にする事が苦手ですが頑張って前回の続きを書きました。
前回の内容はこちら↓↓↓

https://note.com/koeda_jp/n/n589ac13b222d

人それぞれ価値観や考え方が違いますので、
この内容はどの方にとっても100点でないのは
間違いありません。
なので参考程度に見て頂けると幸いです。
それでは行きましょー!!

【優先順位の付け方と項目】
今回の説明は、先に上げさせて頂いたお客様の
条件で優先順位を整理していきます。

○エリアは学区の関係で、今住んでるエリア
○価格は4,500万円まで
○広さは4LDK +P

ここで大事な事が大きく分けて3点あります。

【1点目】優先順位の項目はお客様任せにしない事。
【2点目】物件を使ってしっかり比較する事。
【3点目】枝を見ず常に森で見る事。


それでは【1点目】から説明させて頂きます。
条件の優先順位ってお客様毎に探している条件が違うからお客様に任せないと
いけないのでは…?
と感じる方もいらっしゃるかと思います。

確かにお客様によってお探しの条件は違ってきます。
ただ、100人のお客様が居れば99人の方に共通して同じ条件項目があるのは知っておりましたか?

それは、
○エリア○価格○間取りです。
比較をするもっとも大事な項目はこの3つです!
お客様にヒアリングすると、必ずと言っていいほど出てきますよね!
上記以外にも、床の色や建具の色、設備のメーカーなどを条件に入れているお客様もいらっしゃいますが、これは
【3点目】の項目にある枝です。
これを大事にされている方もおりますので、無視は出来ませんが、
今回の説明で大事なのはそこではありません。
家探しの大前提になってしまいますが、求めるエリアに求める広さ、
求める金額で購入出来る事がお客様にとってベストです。
ただ、求めているタイミングで求めている条件の物がない事が多いのではないでしょうか。
その様な物件があれば、お客様も紹介する側も頭を抱えることはないはずです!
だからこそしっかり比較して整理する事が大事になってきます。

それでは実際に、例であげているお客様の条件に沿って、何から整理していくのがオススメなのかお話しします!

一番最初におススメする作業が、前回話しをした、探しているエリアの過去を知る事です。
これは、そのエリアに詳しくない不動産営業マンでも成約事例から過去を調べることは容易に出来ます。
過去を知ることで、自分達が求めている価格で求めている広さの物件が、根本的に出てくる可能性があるエリアなのかを知る為の作業です。
ただ、知ったからと言って、相場の動きにはその時代に起きた事柄や、今後、予定や予想される事柄が大きく関係して参りますので、今後、出てくるかというとそうでは御座いません。
あくまでも、出てくるか否かの判断材料に過ぎませんので、なぜ安くなったのか。なぜ高くなったのか。
この『なぜ』の理由が、再度起こりうる確率でご判断されるとよろしかと思います。

■ここからが特にポイント!!↓↓↓

お探しのエリア相場を理解した後に、選択する4つの道
1【出てくる事を期待して理想を待ち続ける】
ごく稀に求めている物件と出会える事もあります
ただし、出会えたからと言って決断出来るという訳では御座いません。
比較を怠ったが故に、決断出来ずに買い逃してしまう事も考えられますので
しっかり判断出来る様になる為にも事前の比較作業は済ませておきましょう!
また、出てこなかったリスクとデメリットも併せて考える事をオススメ致します。
2【広さを得るために価格を頑張る!】
→エリアを変えたくない、または事情があって変えられない場合、待ち続けるという選択以外に、予算を上げて求めている広さの物件を求めているエリアで手に入れるという選択が御座います。
仮に想定よりも月々2万円、年間24万円上がってしまう場合に、この24万円を払ってでも得たい広さなのかを、月々のお支払いと天秤にかけて物件をご覧になりながらしっかり比較して頂く事をオススメ致します。
3【エリアを考え直す】
→これは、年間24万円も上げたくない、もしくは上げられない、でも広さは求めたいとお考えの方の選択です。
仮に探している駅を2駅ずらすだけで求めている広さが、求めている価格帯であったら如何でしょうか?
2駅ずらすを、「2駅もずらす」と思うのか、「2駅ずらすだけで」と思うのかをしっかり物件をご覧になりながら比較してい頂く事をオススメ致します。
4【広さを考え直す】
→エリアも変えられない、価格も変えられない、でも今後の不満やリスクを考えると待つことが得策だと思えないとお考えの方の選択です。
現在の家族構成と、今後、考えられる変化から、実際に求めている広さが必要なのかを今一度、物件をご覧になりながら比較して頂く事をオススメします。

※大前提として、探しているエリアに求めている物がなかった場合のお話しですのでご留意下さいませ。

これは、どの道を選んだから正解と言うわけではありません。
住に対して現在から未来に抱えている、もしくは抱えるであろう不満やリスクを解消し、今よりも豊かな生活を送る為の選択だという事をご理解ください。
また、当たり前の話ですが、比較する時には、その時に出ている一番お勧めな物件を紹介してもらう事が大事です。
お勧めした営業マンにはなぜそれをオススメしたのかをしっかり確認下さい。
真剣に探してくれている営業マンは、多少条件が違う物件だとしても、総合的にお客様が今の住よりも、少しでも豊かになるのではと考えがあるはずです。
ただ単に「広いから」や「駅から近いから」などいう様な営業マンと
お付き合いしても、ご満足が得られにくいのではないかと思いますので
その様な営業マンと付き合うのはやめましょう。
本質的に何を求めているかを理解するための比較ですので、存在する物件の中で2位だと思う様な物件を紹介されても、物件が悪いのか、変える条件にメリットがないのかはっきりしない為、しっかり1位だと思われる物件を紹介して貰いましょう!!
そして、ご自身がご納得出来るまで、何度でも何度でも見せて貰いましょう!

次回は、この比較をする上で大事なポイントや、起こりうる出来事、購入までのメンタルの部分を説明が出来ればと考えております。
。。。つづく

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