認知症サポーター養成講座

先日認知症サポーター養成講座に行ってきたので体験談を書こうと思います。認知症サポーター養成講座については、こちらの、欲しい情報が少し手に入りにくいサイトで詳細を調べることができます。

参加理由

はじめになぜ参加したのか書いてみようと思います。

参加理由は2つあって、それは認知症介護への興味と福祉関係者とのつながりです。

前者の認知症介護への興味ですが、僕は物心ついたときから、祖母が認知症で介護されていたので、何となくずっと興味は持っていました。

在宅介護だったので、介護への支援の様子や介護している家族の様子に興味が出ますし、さらに介護施設の様子も気になります。しかも、興味は認知症にとどまらず、介護全般に向かっています。

正直、身近に介護があったからという以上に、介護への興味の説明はできないのですが、とりあえず介護には興味があります。

今回の養成講座では、認知症の家族がどんな様子か、どのように認知症の人や家族に接すればいいか学ぶことができます。

このことを、自分の祖母の様子と照らし合わせながら学び介護への興味を深めることができるので、ぜひとも受講してみたいと思いました。

次に、後者の福祉関係者とのつながりですが、僕は介護だけではなく福祉全般に興味があるので、福祉関係者の人とつながりを持って、お話を伺ったり、何かしらのチャンスをいただければと思って、参加しました。

受講の感想

祖母の介護の様子を思い出しながら、受講しました。とても共感できる部分が多く、不思議な気持ちになりました。

今回最も印象に残ったのは、認知症の人だって一人の大人で、プライドを持っているということです。

子ども扱いされれば傷つくし、無理に行動を縛られるのは嫌です。料理上手だった人が、認知症になったからと言って、料理させないようにするのは、相当傷つけます。

認知症になってもすべとの記憶を一気になくし、何もできなくなるわけではなく、好きだったことは思いのほか、認知症になってもできるようです。

だから、子ども扱いせず、自主性を阻害しないようにするのが大切なのだなあと思いました。

印象に残ったこととは別になりますが、認知症サポーターにはキャラバンメイト、というものもあるようです。こうした講座を開くボランティアですが、やってみるのもいいなと思いました。

教える側に回るのが一番理解できますし、福祉関係者とのつながりも増えそう。ちなみに今回福祉関係者とのつながりは、直接は得られませんでしたが、名刺だけもらったり、認知症の家族や関係者、興味のある人向けのカフェをしることができたので、だいぶ満足です。

皆さんも認知症に興味のある方は、ぜひ講座参加してみてください。


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