タウンミーティング

毎年、この季節にある市長とのタウンミーティング
宇和島市に引っ越してきた直後から
開催されているときは参加してきました

今年もあることは知っていたのに
住んでいる地区の公民館の日、すっかり抜けていて

というのも、今わたしの心の優先順位が
そこに向いていなかったということなのです。

連絡をもらって、遅れての参加
この地区の住民の参加はわたしを入れて5人程度
どこの地区にも行ってるんだろうなという方が3名
あとは市役所の方、議員さんが5名ほど

聞きたいことを準備していなかったので
もらった資料を見ながら
いくつか質問させていただきました

1.地域ポイント導入について
2.西予市での病院事業民営化について
3.市や教育委員会の後援事業について
4.教育委員会と市民の関係性作り
5.学校給食におけるコオロギ食について

1つ目
これは議会で聞いたときにも感じた違和感
「地域や市民にとっていいこと」っていうなんともざっくりした基準
これから聞き取りしながら具体的にしていくとの答えでした。
NPOや自治会、愛護会などの事業化されたものに参加することでポイントがもらえるということなので

毎朝、近所の公園を掃除しているおばちゃんや
隣近所の高齢者さんのお宅に声かけしている方
子どもたちの登下校を毎日見守ってくれている方
にはポイントはつかない

これから、そのポイントが地域通貨のように使えるとなったとき
マイナンバーカードのポイントに紐付けされることはある?
(これについてはなしとの回答でしたが、言われるまでそれが一緒にできるかもという考えがなかっただけかも)
ボランティアと称して活動している人たちが、恩恵を受けるだけで
普通の市民はそんなに関係ない
そして、本来ならば行政がやらないといけないことを、ポイントを餌に
市民にボランティアとしてさせるという構図がわたしのイメージするところ

なんのために、この事業をするのか
市民にとってのメリットはないように感じるとお伝えしました。

どれにしてもあまり深く考えてなかったような回答で
貴重な意見として承りますとのことでしたので
そこからどんな検討がされていくのか、秋の運用開始までに
どんなふうになっていくのか、見守ります。

2つ目
西予市と宇和島市では経営や運営の仕方も異なることや
規模の違いもあるため、西予市がそうなったからといって
宇和島市が続くことはありえないけれど
吉田病院、津島病院含めて、どうかを聞きました。

南予の基幹病院であることや
市民の健康と命を守ることとして
手放すことは自分の任期の間は考えてないこと
現在、津波浸水のことも考えてエネルギー棟の建築などもしており
行政としてそこはしっかり守るということは約束いただきました。

3つ目
市や教育委員会の後援事業について
これについては、後日回答の電話のことも含め
めちゃくちゃ長くなりそうなので
次回のレポートに回します

4つ目
市長との対話、意見交換の場は
このようにタウンミーティングの場も設けているためあるが
教育委員会は、市民との対話の場を設けることはしないのかと問いました

子どもを持つ保護者として、教育に関わることの話を
教育長とできる場があるといいなということと
以前、教育委員の方と話をしたときに
物事を決定する際、自分が違和感を感じなければ議論することはないと
おっしゃってて、とある事業について、議会の一般質問で問われていた内容の話をしたら、決定したはずなのに、その内容について覚えておられなかったことがありました。
持ち帰って検討します、が検討されないままだったのはなぜなのか
その委員のメンバーさんが誰もおかしいと思わなかったから。
その一つの議題でも、その場にいたわたしを含めた市民はみんな反対だったのに、委員会に出席した人が賛成ならそれが通ってしまうんだというのを知って、怖かったんですよね。
どうやって、市民の声を聞いているのか、現場の声を聞いているのか
市P連の人と話ができているから、という答えもありましたが、
ごく一部だし、例えば学校給食協議会なんてものがあって、各担当の学校から1名出席するのですが、そんな協議会があることすら、幹部役員にならないと知らないし、幹部役員でも内容を知った上でメンバーが選ばれている訳じゃなく、副会長とか会長が出ることになっているという学校がほとんど。
そこに、関心がある保護者が参加できなくて、知らないから個別に問い合わせていたら、こういう協議会があってって知らされるとかね。そして、そこで発言しないと聞けないとか、意味がわからない。
学校のことについては、不登校の問題から色々ありますが、現場の、保護者の声はどうやって届いているのか。

教育長は、市民の活動の場、地域で開催されているマルシェやイベントによく足を運んでいるから、そこで話しかけてくださいって回答がありましたが、私的な場と、公的な場で話していることや、やってることが違うますよね。
就任当初、こんな教育長であるなら
宇和島市は希望が持てると思ったけれど
なかなか反映されておらず、いつになったら改革されるのかしら??
それと、
市民の声を聞きに行くではなくて、言ってくるの待ち。
そのスタンスは違いますね。

5つ目
今話題の昆虫食。愛媛県産の養殖鯛の餌にコオロギを混ぜてあげたものが
すでに出荷されているが
徳島県のように、すでに学校給食にも使用されていることはないか、
今後使用する予定があるかの質問

基本的にはブランド鯛は市外に向けて出荷されるから
市民が口にすることはないとのこと。
もし仮に、使うようなことがあったとしても
市長的には、ちゃんと安全性が確認されているという認識なので問題ないと思っているとのこと。
いやー使うことになったらちゃんと表示してくださいねとお伝えしました。

先日水産高へいった時に先生に聞いてみたら
愛媛大学の実験では
コオロギを餌にする実験はもう下火
いまはハエやウジ虫も実験されているとか!?
(水産高校ではそのような実験はされていないとのこと)

知らないところで色々進んでいるのですね。

3つ目のはまた詳しく次に書きますね

人数少なかったから、しっかり時間を取って話すことができます。
タウンミーティングなんて行ったってって思うかもしれないけれど

直接意見を言えて、市長の考えも聞ける場所なんて
なかなかないですね

メール送ったって市長まで届いていないこともあるんです
市長公室で止まっていたりして

何にもしてくれないっていう前に
自分から伝えることが大事

3万人以上の市民のなかで
自分の意見を聞きに来てくれると思ってる人がいたならば
どれだけ有名人で影響力があると思っているんでしょう

近くの公民館まで来てくださった時に
行ってみるだけ
何も話さなくても、きっとその場にいた人の質問の中に
聞きたかったことがあるはずです

次回は何もなければ1年後です

活用してみてください。


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