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伊達博物館移転問題その後2

梅雨入りしたはずなのに
真夏のような日が続きますね。

前回、否決された
たまたま、「反対」に票を入れた議員さんとお話しする機会がありました。

なぜ?の部分を聞いていましたら
請求書に書かれてある言葉について
これでは誤解を招く可能性があるということと
事実とは異なることも含まれるということでした。

一つひとつ、説明をしてくださって
その人の中では確かに筋の通った理由ではありました。

いや、これまでのことがあるんだから
そういう意味で書いてるわけじゃないってわかるじゃん!!って
思いつつも
この言葉そのものが公の出回った時に、誤解を招くことも納得しました。

これまでの議論や経緯、背景を含めて、推測されることはあるけれども
そこに書かれてある文章だけを見たならば
事実と異なる部分はありますから、それを柱として請求されたものであるとしたら・・・そうですよね。

この請求があったという事実の対しては、とても重くうけとめられているとはおっしゃっていましたし、その場で反対討論をしなかったことに対しては、するべきであったし、そこは反省しているとのことでした。

この方の意見を聞くと、公的な文書に関して書くことが不慣れな一般の市民が、行政に対して声を上げるとき、これはすごく難しいことだと感じました。

今回も、行政側にいた方が監修されていたのではないかと思いますが
①説明不足のところや、言葉が足りないところがあり、それが事実と違うと取られてしまっていたこと
②感情が入りすぎて、推測であることを事実であるように記載してしまったこと
により、ちょっとした違和感が「反対」へ傾いたのだと思います。

勉強になりますね!!

どちらかというと、渦に入り込むよりは
一歩外から見ていることが多いわたしですが

どんな状況で渦中の人となるかはわかりません。

それが、仕事であれ、このような行政とのやりとりであれ
友人や家族とのやり取りであれ

いかに第三者の目をもって、それを冷静にしていくことができるのか

そうであって、そうでないこと
自分の思考とは違う視点、視座で物事を見ていくことを
普段から訓練しておかないとなと、改めて思ったことでした。

今回、たまたまお会いしたにも関わらず
時間を割いて、反対理由を教えてくださった山本議員。
ありがとうございます。

もしかしたら、他の議員さん、市長教育長にも
お見かけした際、声をかけさせてもらうかもしれませんので
その時はよろしくお願いいたします^^

それから
愛媛新聞等に出ていた1週間前の記事

宇和島市の市民が求めていた伊達博物館の移転改築の賛否を問う住民投票条例案が、宇和島市議会で17日に否決されました。

この住民投票の条例案は市民団体の「天赦園を守る会」が3161人分の署名を添えて5月に本請求をしていて、災害時の避難場所の天赦公園の移転に反対して現在地で建て替えを主張しています。

宇和島市議会では市から提案されていた条例案を17日に審議して、採決の結果、反対多数で否決しました。

否決を受けて岡原市長は「これまでの説明を理解いただいたものとの認識をしている」としています。

FNNプライムオンラインより

市長の「これまでの説明を理解いただいたものとの認識をしている」とありますが、この対象は、ご自身が説明して回った議員さんでしょうか。
それとも意見を提出した市民に対してでしょうか。

これまで、どれほどの説明が市長からあったのかわかりませんが
わたしが見聞きしている限り
市民側は理解はしてないと思います。

こちらも言葉が足りなくて、わかりませんね^^

これで終わりではなく、この事業が終わるまで
多くの人が関心を寄せていくことと思います。

また新しい情報があれば、こちらでシェアしていきたいと思います。

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