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子連れMBAの話

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子連れMBAの想いから、参加してくださったみなさんの声やイベントレポートなど。生の子連れMBAが丸わかりです。
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読みたい記事は以下のリンクから探すと便利です! 🌈子連れMBAの考える「新しい生き方・働き方」 ✳️子育てとビジネス 📕実証されていた!子育てが仕事力をアップする ✳️リーダーシップ 📕これからは誰もがリーダー!最新のリーダーシップ理論の話 📕最先端の経営学から、リーダーシップ3つの誤解 ✳️学び 📕大人は学ばないと子供以下になる?!〜大人に学びが必要な理由 📕ワーキングマザーでもできる!「大人の学び」の3ステップ 📕ボランティアするにもリスキリング(学びなおし)が必要な

やさしい世界をつくる言葉 ”OTAGAISAMA” おたがいさま

「人様に迷惑をかけてはいけない」は本当? 11年前、長男を出産から初めての育児では、場所をとってしまうベビーカーではバスに乗らない、電車で出かけるのも人の少ない時間を選んで、と、周囲に「迷惑をかけないように」気をつけていました。 それに疑問をもったのは、二人目の子供ができてからのこと。 長男と次男、男子2人がくっつくといつもちょっとした大騒ぎになり、子どもたちを連れて出かけるたびに、結構な頻度で「うるさい」と怒られるのです。(静かにすべきお店は避けても!) 次男はちょっと

日本のスタンダードを変える!〜国際女性デーによせて

3月8日は国際女性デーですね。 半径5mからのチェンジを起こすラーニングコミュニティ、子連れMBAはママもパパも大歓迎。ただ、6年前にスタートしたのが、平日昼間の育休者の集まりだったので(当時は男性育休は超レアでした!)女性が多いのです。 今日は「国際女性デー」によせて、ちょっぴり日本のジェンダーの現状をみなさんにシェアします。 実は去年、私たちは、Googleの非営利むけプログラム「 Google.org インパクトチャレンジ for Women and Girls」に

傷つかない程度になぐり合うのが多様性

私の初めての起業の大失敗はずばり、自分1人がぐいぐい引っ張って事業を立ち上げたことです。これが本当にしんどかったし、成果もほんとでなかった! 起業すると自分の時間をコントロールでき、子供との時間も増やせるはずだったのに、会社員のときよりも長時間労働で、深夜も休日も駆り立てられるように働くし・・更に、自分だけが長時間働いて責任を負っているんだというピリピリ感が、周囲のメンバーにも伝わり、今思うと最悪でした。 この反省から、非営利活動の「子連れMBA」では、6年前からメンバー

「子連れの日(5/20)」を記念日登録してみた話

みなさん、今週末10月10日と11日は何の日かご存知でしょうか? 答えは「デジタルの日」。デジタル庁によって創設されたようです。(デジタル庁HPより) 来月11月には、あの記念日もありますね。 それは、11月11日ポッキーの日! (前職でお世話になった会社の、楽しい記念日です!) 実は今年、私たちも初めて「記念日」を制定してみました。 5月20日「子連れの日」(520が「こづれ」と読めるので)。 記念日をつくるろいうレアな経験とともに、ぜひみなさんに知っていただきたい

「と」の大切さ

私たちの運営する、子育て世代のリーダーを輩出するラーニングコミュニティ、子連れMBAの「MBA」は、経営学修士ではなく「Makers of Business Art」。 ビジネスとアート? 実はこのふたつの言葉を繋ぐ「と」 がとっても大切なのです。 今日はぜひみなさんにも使ってもらいたい「と」の大切さについて書きます。 論語と算盤渋沢栄一さんをご存知でしょうか?明治という激動の時代に、470社以上の会社の設立に関わる起業家として、近代化に大きな影響を与えた方です。 彼の

投資効果みてる?女性活躍の取り組み|子連れMBAの話4

(単独で読めます) 昨年から急変する世の中で、これからの子連れMBAは何をすべきか!これを考えるために、外資系企業プロジェクトマネージャー、子連れ海外単身赴任を経験した国際協力機関職員、研究者兼最年少マネージャーといった、全員バイリンガル・ハイスペックなワーキングマザーが集まり、赤子を片手に完全リモートプロジェクトが始まりました。この中からみなさんのお役に立てそうなネタをシェアします。 これまでの記事はこちら。 女性活躍の施策、投資効果も考えてる?「女性リーダーを増やして

女性は昇進意欲がないってホント?|子連れMBAの話3

(シリーズですが単独でも読めます) これからの子連れMBAを考えるため検討を始めたワーママチーム。前回までの検討で、世界の中の日本の現状を探り、ジェンダーギャップ指数が最下位グループの日本と、この理由「政治や経済など各分野で、意思決定のできるポジションに女性が非常に少ない(女性リーダーが少ない)」ことがわかりました。 それではなぜ、日本には女性のリーダーが少ないのか?私たちは管理職を中心に、Web上で様々な調査結果を調べました。その結果、多くの調査が真っ先にあげらていた理由

MBA=Makers of Business Art|子連れMBAの話5

育休中に水を得た魚のようにいきいきとしていた子連れMBAのメンバーが、復職後どんどん水を失って行く様子・・これをジェンダーギャップからひも解くと、解決のカギは「意思決定ポジションの女性を増やすこと」が見えてきました。 7年目を迎える子連れMBAがこれから果たすべきミッションは何なのか?赤ちゃんを抱えながらハイスペックなワーママチームが、zoomとチャットを駆使したリサーチや議論を繰り返し1ヶ月。ようやく具体的なアプローチを(1)組織と(2)ワーキングマザーの2つの切り口で考

ここが変だよ日本のジェンダー|子連れMBAの話2

(シリーズですが単独でも読めます) 「女性の多い会議は時間がかかる」発言で目が覚めた私たち。 会社や社会の型にあわせて変わるのではなく、子育てを通して得た視点を生かして、私たちが社会の「あたりまえ」を変えていく。これが、今後の子連れMBAの目指す方向となりました。 前回のnoteはこちら🔽 そのために私たちは何をするとインパクトを起こせるのか?まずは日本の現状を調べました。 ジェンダーギャップ最下位グループの日本「女性の多い会議は時間がかかる」発言を機に、急にメディア

「変わる」から「変える」へ|子連れMBAの話1

毎年、参加メンバーが水を得た魚になる子連れMBA。でも、育児休暇から復職して1年、2年・・数年が立つと、子連れMBAで一緒に活動していた、あの頃のような元気に満ち溢れたメンバーはほんの一握りに。 (外出が難しくなる前は、昼間に会場に集って実施していたため、ほとんどの参加者が育休中でしたが、今はオンラインで復職済みメンバーも多いです。) ワーママ業はハードだから仕方がないのか。子連れMBAでなんとか復職したメンバーを元気付けられる方法はないだろうか。と、感染症により劇的に、