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1/2成人式おめでとう🎉

1/2(にぶんのいち)成人式というものがありました。

成人式を20歳とするとその半分の10歳記念というわけです。
世間にあるのは知っていたが、私の子どものころにはなかったので、学校で式があるとは思っていなかった。。。

昨年末に、小学校から1/2成人式があること、自分の子どもにメッセージを書いてほしいと連絡があり、封筒と便箋2枚をもらいました。
子ども達が
「自分は大切な存在であること」
「自分を支えてくれる存在がいること」

を知り、夢をもって前向きに生きていけるような心の支えを、保護者に作ってほしいと。

言われてみると、子どもに安心感を与えるのは、身近でその子を見ている大人(必ずしも親である必要はないが)の役割です。むしろ保護者にできることは、それだけと言ってもいい。

10年間ずっと見てきた成長と、その子の良いところ、どういう人になって欲しいかを書きました(便箋2枚じゃ書ききれない💦)
あらたまって面と向かって伝えたり手紙を書いたりはしないので、良い機会をもらいました(子どもは、まじめな話をちゃんと聞いてくれない💦)
1/2成人式、ありがたいです。

子ども達へ伝えたいこと
一番は健康です。自分の命も他者の命も大事にしてください。
それから、いろんな体験をしてください。
すばらしい世界をたくさん知っていれば、つらい時ものりこえられます。
好きなことをたくさん作ってほしい。強い武器にも守りにもなります。
自分の意見を周りの人に伝えられるようにしてほしい。よい仲間がつくれます。
勉強は大事です。知識は人生を楽しく豊かにします。
未来でも笑って歌っていられるように応援しています。

1/2成人式の当日。
授業参観の日、4年生は図書室に集まり、保護者も入ります。
歌と楽器の演奏がありました。
ややふざけている子も真剣にやっている子もいて想定内です。
子ども達一人一人が立ち上がって、順番に何になりたいかを発表しました。
「ぼくはYouTuberになりたいです」
「わたしはペット屋さんになりたいです」
「ゲームを作りたいです」
やりたいことがあるのは、いいね。
「ぼくはまだ決まっていません。だけど車が好きです」
「お母さんによろこんでもらいたい」
決まっていない子もちゃんと考えがあります。

そのあと、先生が子ども達一人一人に手紙を渡しました。
「おうちの人からの手紙です」
この場で読むんですね…
何人か泣いちゃった子がいました。
なにが書いてあったかはわかりませんが、保護者の愛情を受け取ったのでしょうね。

式は大人のためではなく、子どものために。

卒業式、入学式、いつだって子どもが主役です。
新年度に不安を抱えている子ども達に
成長を見守っている大人がいることが、届きますように。


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