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ほんとの本

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読んで印象に残った本、そばに置いておきたい本、目からウロコの本 個人的なレビューを掲載
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#脱成長

本を読むことの効果 memo

①時間は自在ーいつ開くかいつ閉じるか、ページをすすめる、ページにとどまる、もどるが自在である。 ②メタ視点ー自分の外側からの視点で書かれている。思考の枠の外から内(自分の思考)+外(他者の思考)をみることができる。 ③著者の想いと完全一致することはないが。共感、共鳴できるとうれしい。 ④気づきを得られる ⑤余裕がない読書ではない。余裕がない読書とは(期限がある、勉強のためなど意図的な目的がある、興味の対象と離れている) そのため落ち着きがある。思索しながら文章に浸れる

『資本主義の次に来る世界』はいつくるの?

私たちがどっぷり浸っている資本主義。 お金を持っていることが社会的な成功。たくさん稼げば豊かな生活が送れる。裕福な人は、物だけでなく心身の健康や地位も手に入れる。 ますます”お金こそ価値がある”と考えるようになる。 それでも大多数の人は気づいている。 最初から持たざる者が、勤勉に働いても貧富の差は縮まらないし少しも豊かにならない。 こんな社会で本当にこれでいいのだろうか? 本当に価値あるものってなんだろう? 人が地球環境に及ぼす影響(気候温暖化、プラスチック問題、生態系の

世の中は「人新世の資本論」をもとめている

ポイント!ポイント!ポイント! 巷ではポイントが大流行です。商店のポイントはシールを集めたり買い物の度に貯めて割引をもらったりけっこう昔からありました(サイフの中はポイントカードでぎっしりです)お客さんに来てもらうための企業努力です。 国もマイナポイント、省電力ポイントなどを出してきました。ポイント(得する感)を与えれば飛びつくと思われてる気がします。なぜそうしてほしいか丁寧な説明をすることを、理性で人を動かすことを放棄しているような気がします。なんだか民度が試されている