見出し画像

子連れ美術館【ゴッホ展 ヘレーネとフィンセント】@名古屋市美術館

こんにちは。
4月、新生活が始まったという方も多いのでしょうか? 我が家は娘も双子も進級しただけなので、特に大きな変化はなく過ごしております。

先日、名古屋市美術館で開催されていた『ゴッホ展 ヘレーネとフィンセント』を観てきました。

『ヘレーネとフィンセント』のヘレーネとは、20世紀初頭、ゴッホ作品の世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラーのこと。彼女は情熱と理念をもってゴッホ作品を収集し、後にその作品群を公開するために、クレラー=ミュラー美術館を設立しました。なんという理想的な生き方…!

《夜のプロヴァンスの田舎道》や《黄色い家》などの「いわゆるゴッホ!」という油彩作品も多くありましたが、今回一番印象的だったのはデッサンでした。

ゴッホの絵って「あーここに興味を持って、じーっと見て描いたんだろうなぁ」というのがすごくダイレクトに伝わってくるんですよね。

木の根っこのスケッチでは、根っこが土にぐわぁっとしがみついている様子をゴッホさんが「うわーすっご!すご!」って子どものような目でおもしろがって描いている、その情景が浮かぶような。

時代も国も違うのに、何百年前のゴッホの感動が心に直接伝わってくるって、こりゃすんごいことだなぁと思いました。

娘は、花の絵が気に入ったようでマグネットをおねだりされました。見に行った美術展のグッズで、気に入った絵のマグネットがあるとつい買ってしまう。冷蔵庫に貼っておくと、見る度に「この絵すてきだったなぁ」と記憶が新たになるし、日常の中で気軽に美術に親しめるかなと思います。

人気のゴッホということでそこそこ混んでましたが、時間指定の予約制だったのでまぁ見られないというほどではありませんでした。

子連れの方向けの情報としては、同じ敷地にある公園は遊具が充実しているので、公園に連れて行く感覚でついでにちょっと美術館も、なんて感じで気軽に行けるかなと思います。
この滑り台は、うねうねしているコンクリート製で、ちょっとだけイサムノグチっぽい。けど傾斜が緩やか過ぎて、滑り台としてはイマイチなようです。

噴水を表現する娘。子どもって延々と噴水見てますよね…。
時間と体力のある方は、更に同じ敷地にある名古屋市科学館は大型プラネタリウムが有名です。大体は美術館だけで力尽きますが、こちらもオススメ。
では、またアップしますね。最後までお読みいただきありがとうございました♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?