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ガウディ展(東京国立近代美術館)

概要

『ガウディとサグラダ・ファミリア展』
東京国立近代美術館
2023年6月13日(火)~9月10日(日)
※月曜日、7月18日(火)休館(ただし7/17、8/28、9/4は開館)
<開館時間:8月26日(土)まで>
10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※金・土曜日は20:00まで
※7/30、8/6、8/13、8/20:9:30~18:00
<開館時間:8月27日(日)~9月10日(日)>
10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
※8/28、9/4は臨時開館(10:00~20:00)


これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません


訪問時間

  • 金曜日(開催8日目)

  • 晴れ

  • 11:00頃到着

  • 当日券は時間により少し並ぶ程度
    ※8月3日(木)より日時予約制を導入

  • コインロッカーあり(100円リターン式)

  • 授乳室あり

  • ベビーカーの貸し出しあり

会場の様子

  • 入場に時間はかからないが、平日なのに混雑していて並ばないと見れない。
    日時予約制が導入されるとのことなので、少しは緩和されているかも。

  • 一部を除いて写真撮影OK。

  • 小学生くらいの子どもはいた。有名な建物だし、模型も多いので楽しめると思う。

感想

ガウディの作品の中でも、「未完の聖堂」と言われながらも世界遺産に登録されているサグラダ・ファミリアに焦点を当てた展覧会。
100点を超える図面や模型、写真など膨大な数の資料を通して、ガウディの建築思想や造形原理を知れる。
建設プロセスも観れるので、出来上がりゆく光景と、パーツの模型とを見比べならがらの鑑賞が楽しめる。

資料数が多くて細かいので、混雑しているととても観にくいし、ちょっと蒸し暑いのが難点。
正直、この配置はどうなんだろう?というゾーンもあり、見難さを感じた。
模型も国内の大学等が保管しているものも多く、“現地感”は薄かったかな。
模型以外の資料は見たこともあるものもあるので、パネルなどは好みの写真集を見るのでも足りる気がした。

とはいえ、ガウディ。
学生時の作品からして完成度が違い、見惚れるものが多数。
数学的根拠から生み出される、複雑な形状。
あんな複雑な建物を、どうやって正確さが必要とされる建築に結び付けられるのだろう?と思っていたけど、根拠があるからこそ140年が経った現在でも造り続けることができるんだなと、その解説もかなり楽しめた。

物販については、オリジナルのものもいくつかはあったが、既にたくさんのグッズや書籍があふれている作品なので、あえて買わなくてもよいかな?と思うものが多かった。