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新年度:渋谷区のコロナ対策について

保育園に続いて、区立幼稚園・小中学校での子どもの感染者数が非公表に

渋谷区立保育園での感染状況について、昨年度突然「職員のみ」の公表となり、園児の感染者数は非公表となっていました。
4月に入り、新年度になってから、区立幼稚園・小中学校での感染者数が発表されていませんでしたが、これが渋谷区の方針変更によるものであることが分かりました。
「区の方針として、4/6以降は、園・学校関連の感染者数の公表は”職員のみ”とする」ことが決定しているそうです。

理由としては、オミクロン 株の流行で感染者数が増えている状況では「児童・生徒の感染者数を公表する必要性が低下している」という判断だそうです。

これについては、要望として
「部活を含め、学校外の活動や塾・習い事等で、子どもは自分の学校外の子どもとも交流している。保護者はもちろん、子どもに関する活動やビジネスをしている人たちが感染対策を考えるための情報として、ぜひ公表してほしい」
「情報公開の方針を変更した時には、その旨きちんと発表してほしい」

と伝えました。

学校でのPCR検査については都の制度が継続

一方で、学校でのPCR検査の実施については、都の費用負担による実施が引き続き可能なようです(現時点では6月末まで)。
こちらについては、校長先生に権限がありますので、それぞれの学校の校長先生にご意見・ご要望としてお伝えください!

【2022/5/11追記】
「東京都の費用負担による学校でのPCR検査」について
アオヤギ有希子都議が資料を添えて情報共有してくださいました。

1の(1):学校で感染者が出た場合、学校側の判断で幅広くPCR検査を実施できる制度
1の(2):修学旅行、部活動などの教育活動の前後にPCR検査ができる制度


渋谷区の感染状況について

改めて、渋谷区の感染状況を見てみますと
週単位で横ばい、もしくは微増という状況になっており、ここからまた第7波へ移行していくことが懸念されます。
1週間あたり約1000人の感染者が確認されており、そのうちの約20%が10歳以下。
10代以下まで含めると約30%となり、1週間に少なくとも200人の子どもたちが感染している状況です。

園や学校から発表される人数、少なすぎませんか。人数を把握する仕組みに、改善が必要なのではないでしょうか。

有効な感染対策のためには、正確な状況の把握から。
渋谷区の感染症対策が、正確なデータに基づいたものであることを望みます。






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