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主婦がパン屋経営からIT系へ転職②


親になることを選んだ人の世界共通ミッション、その名も子育て。
子育てしている人は兎にも角にもやることが多い!
朝起きた瞬間から分刻みのタスク処理が始まる。。
そしてそこへ突如現れるトラップの数々、、!
牛乳こぼした、おねしょした、これ食べたくない、宿題やってなかった、上履き乾いてない、体操服洗濯に出し忘れてた、今日お弁当持って行く日だったぁぁあぁぁあああああ →→→→ 犬を愛でながら現実逃避。
魔宮を探険するインディ・ジョーンズのように四方八方に しかけられたトラップをクリアしてやっとモーニングタイムが終わるのである。トラップをぬけたその先にあるはずの財宝はどこ、、?え?ない?

はてさて、そんなインディですが(誰)話を本題へ。
プログラマーになる前、パン屋を経営することは私の長年の夢だったので、とても頑張っていました。せっせと捏ねて焼いて。ジジが現れることはなかったよ…悲しい。ウィンクしたかったのにな。
はい、また脱線、話を本題へ戻さねば。

そんなパン屋経営が数年経ったころ、ある事に気づきます。
「お店の売り上げと反比例して家族との時間が予想以上に減ってきている…。」
なんとも皮肉なもので繁盛するにつれ家庭との両立が難しくなってきました。それは単純に私の経営力の問題でもありますし体力や気力の問題でもありました。
完売になるとお客さんに申し訳ないから沢山焼く = 早起き(AM3時)= 毎日ヘトヘト = 疲れきって早く寝る =  家族の会話の時間が減る
(スタッフはいたけどパン焼きだけは自分で全てやりたかった。)
という…なかなかなダメ母状態に。。

「家族との時間を犠牲にしてまで続けたい私の夢ってなんなんだーー!
パン屋の前に家族と過ごす時間こそが私の夢であり幸せなんじゃないのかーーー!どうなんじゃーい!」

そんな自問自答を繰り返し、子供たちが子供でいる時期をもっと一緒に楽しみたいと心に決めたのはパン屋7年目。そして私の夢は一旦、戸棚の奥深くのお煎餅の缶にしまうことに。子供たちが巣立ったらまた開けようと。
それまでは、シリカゲルとともに大人しくしててね。そっと蓋を閉めて閉店ガラガラ。泣いたわ。

さて、時は遡り「パン屋を大繁盛させるぞ!」と意気込んでいた時期に通っていたのが街中によくある小さなパソコン教室。(主に年配の方向けの)
その頃の私は、PCの知識はほぼゼロでwordもExcelも使えないアナログ人間だったのですが(30代前半)どうしても自分でパン屋のチラシを作りたくて通い始めました。
そしてそこで、「PCって面白っっ!!」という事を知ったのです。
元々、ハマるととことんやりたくなる性分で、あっという間に簡単なチラシは作れるようになりました。
私には出来ない…難しい…と思ってたことが出来るようになるって嬉しいですよね。小躍りしながらいろいろ作りました。

そんな成功体験もあり、「パン屋を閉めたあとはPCを使う仕事がしてみたいな。」と漠然と思うようになりました。
ただ何から何をどうやって始めたら良いのかが全く分からない。
IT業界、職種が多すぎて、何が自分に合うのかも分からない。
そんな悶々としている時に、ハローワークで見つけたのが職業訓練でした。
この年になってスクールに通う事や時間の制限やお金の問題などありましたが、まずは飛び込んでみないと何も分からない!合わなかったらその時考えよう!とやってみることに。無料なのも背中を押す要因になりました。

その年によってコースが変わるので、私が通ったコースは見つけられませんでしたが、おおまかに以下の「WEBアプリケーションプログラマー養成科」と同じです。
ハローワークのサイトは見づらくて、「職業訓練」と検索してもなかなかたどり着けないうえに毎年URL(サイトのアドレス)が変わるので、探すのは難儀ですが根気よく探してみてください。
チラシを見つけたので掲載します。ただQRコードがいつまで生きてるかは分かりません、、ごめんなさい。

次回は職業訓練について詳しく書いていきます。

つづく

#あの選択をしたから

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