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それぞれの強みを活かしながら、こどもたちに本との出会いを届けよう(10/11 事務局ミーティングを実施しました)

こんにちは!
こどもの本総選挙事務局の岡本です。

本日、10月1回目の事務局のミーティングを行いました。
先月から少しずつ「第4回こどもの本総選挙」に向けて活動が活発になってきている中のミーティングでした。

前回から事務局のミーティングは、前半・後半のパートに分けて行っています。前半は、今まで通り全体の進捗状況や情報共有の時間。後半は、3つのチームに分かれ、それぞれ第4回の実施に向けて取り組みたいことのブレストや、やるべきことの洗い出しなどを行う時間としています。

こうしたミーティング形態にした背景には、メンバー間の議論がなかなか活発にならないという事情がありました。現在事務局は20人弱の所帯。その全員が集まる事務局の定例ミーティングは、人数が多い&オンラインということで、なかなかフランクに発言できる環境ではありませんでした。発言できるのは限られたメンバー……というのが実情でした。
コロナ禍以来、ほぼ運営がオンラインで完結しているということも相まって、比較的年次が若いメンバーや最近参加したメンバーにとって、全体のミーティングはざっくばらんに発言できる場ではなかったようです。

それでもどのメンバーも「すべてのこどもたちに、本をめくる喜びを」という熱い思いを持って参加して来てくれているのは間違いありません。それぞれのメンバーが考えていること、抱えている問題意識、総選挙でやってみたいこと……そういったものをできるだけ共有しやすくするために、少人数グループでコミュニケーションをとる時間を取ることにしました。

具体的には、現在ミーティングで使っているMicrosoft Teamsのブレークアウトルームという機能を使い、各チームに個別のミーティングルームを設けます。チームごとに3~5人のメンバーが入り、「第4回に向けてやりたいこと」「年内にやらなきゃいけないことの洗い出し」などを話し合ってもらっています。事務局長である私は適宜各ミーティングに混ざりながら、様子を窺っています(笑)

実際に少人数グループの時間を持つようになったことで、ミーティングのスピード感が一気に高まりました。例えば、「総選挙に関心を持ってくれている書店様と、より充実した取り組みをするには何ができるか?」というブレストでは、年次の若いメンバーが自らの本業である出版での業務で、総選挙の活動の参考になりそうな取り組みを他のメンバーに紹介するという一幕がありました。チームの他のメンバーからは、その取り組みが総選挙と相性が良いこと、うまく結果発表と組み合わせることでこどもたちに広く発信できそうなことなど、ポジティブなフィードバックがあり、新しい取り組みの気配を感じさせる瞬間でした。

現在、こどもの本総選挙事務局は、6つの出版社の有志が集まって活動しています。それぞれ営業・編集・宣伝など異なるフィールドで活躍していることもあり、メンバー全員がユニークな経験と知見を持っているのがチームの強みでもあります。そういった経験や知見を共有しながら、こどもたちに本を伝えるための新しい取り組みを行っていくこと。それがよりたくさんのこどもたちに本との出会いを提供することにつながると思っています。

引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします!

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