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悔しいぐらいすごいと、もう嫉妬しない


消しゴムハンコの達人

我が家の消しゴムはんこの一部

子どもたちと一緒に
スタンプあそびを楽しみます♪

小さい頃は、車が大好きだったので
道路のスタンプと車と駐車場のPマーク。
100均のデザインペーパーにあった家を
パクってスタンプにして街並みを再現。

シンカリオンというアニメにハマり
息子が自分で「こまち」を描いた記念に
スタンプの絵柄に採用したあの日。

大きくなってきたら、
車よりマンガやアニメやゲームに
興味がうつってきたので、
ポケモン・マリオ・鬼滅の刃etc.
(写真にはないけど、
マイクラ・マトモくんなど
子どものリクエストも次々再現)

家の中だけで個人的に楽しむなら
こういうキャラクターの模写もいけそうです。
だから、我が家は手作りハンコ。
これで押しまくるという遊びを時々します。
(必ず机に新聞を敷いてからという約束の元)
子どもたちは、スタンプを組み合わせ夢中です。

クオリティで殴られたら何も言えない

と、ここまで自慢げに書いていて
これを作ったのは私です!って
言えたらいいのですが……
そうではありません。
(左上のコーヒーだけイラスト担当)

いや、私も堀りを挑戦したことはありますよ。
でもね、あんなクオリティで掘れる人が
隣にいたらさぁ、もうね、
やる気が失せますよ。

最初はね、負けるかー!って
張り合っていた時期もありました。
私の方が子どもたちに喜んでもらえる
ハンコをつくってやるぞって(笑)

しかし、無理でした。
仕事でいろんな工作をやっている保育士が
落ち込んでしまう、このレベル……。

隣でデザインナイフとスタンドライトの元
黙々と掘っているのは私の旦那さんです。

手先が器用なのは知っていたけど、ここまでとは。
もう、敵わないのはわかりきっています。
子どもが生まれてから初めて知ったこの真実。

こうして私は学びました。
クオリティで殴られたら何も言えないと。
もうあなたについていきます。
私は、無理に頑張るのを手放しました。
サレンダー。

ということで、
「これ、つくって?」と、
かわいくお願いモードに移行します。

すぐに叶えてくれる神夫(外注先)

最近、ハンコで遊んでいませんでしたが
ふと私が占星術にハマってしまいました。

そんな時、
牡羊座とか牡牛座とか星座マークの
スタンプがある事を知りました。
ちょっと、かわいい♡(でも、高いからなぁ)

旦那さんに
「ねぇ、こんなの売ってるの♪」
と写真を見せてみました。

そしたら、2日後に

すごいの、できてる――――!!!

納品されました。

うちの旦那さん。神やん。
しかも内箱の仕切りまで手作り。
ハンコの取っ手の木の所も
のこぎりで切ってくれて……
なんやねん、あなた。
もう、ハンドメイド作家さんとして
生きていけるのではないのでしょうか!?

彼は、いろいろめんどくさいから
売る気はないと言っていましたが。

それでも、身近な好きな人たちには
リクエストに応えて
いろいろ作ってあげています。

もつべきものは、達人です。
嫉妬どころか、感謝の嵐でお返しです。

こんなお父さんをもって
さぞかし息子たちも器用な手をもつ子に
なるのでは……という淡い期待を抱き
子どもたちに聞いてみました。
「君たちのお父さんは凄いんだよ!
君たちもやってみたいと思わない?」

そうしたら、彼らは
「作ってみたいとは思うけど、
僕の力ではつくれない。今じゃない。」
と言いました。

!?
ここでもサレンダーが起きてしまいました。
私と同じことが。

そう、
凄すぎる人が近くにいると
逆にモチベーションが下がるという現象が……。
そして、今じゃない、と。
じゃあ、いつなんだ?

きっと、彼らはお母さん流を学んでしまいました。
お父さんに、かわいくお願いするという方法を。
「おとーさーん!これ作って!♡」
まぁ、それも生きる知恵だよ。
うん。

つくってくれた人にはね、
大袈裟なぐらいのべた褒めと
嬉しさ100%の笑顔でお返しが
効果バツグンだよ。


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