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少ないもので感じる、今の豊かさ。心の平穏を手に入れる3つの方法

心の平穏を手に入れる3つの方法


①感謝の力で輝く日常を手に入れる

ニュースを見ると、時折気が滅入るような心配事ばかりが目に飛び込んできますね。しかし、お伝えしたいのは、その中に埋もれがちな日常の幸せや感謝できることに目を向けることが一番大切だってこと。
マスメディアは興味を引くために、わざと怖く感じられるような工夫をしています。 でも、あなたの日常はそこまで怖くはないはずです。

怖さからフォーカスをはずして、「ありがたい!」って思える方向に意識を向けると、自分の心が少し楽になってきます。
まず生きとし生けるすべてのものに感謝してみます。
例えば
・目の前の土を愛でる。食べられるものを作ってくれる畑にありがとう!
・連絡ができる、スマホ・公衆電話・近所の人の声・郵便局・宅配業者などにめっちゃありがたい!
・インフラを担っている会社に感謝をする。安心して生活できるって素敵!
・太陽をみつけ、日中は電気がなくても明るくしてくれてありがとう!
・子どもと何でもないことで笑い合う。(我が家はパンの耳とは、なぜ”耳”というのか?という素朴な疑問から「パンの皮」でいいじゃん!って会話で笑ってました)

いつもと違うことが起こると、改めて身の回りにある自然物や環境が当たり前ではないと知らせてくれます。 だから、「有難し」→「ありがとう」が生まれやすいです。今、生きている自分にもありがとうです。

②生活の動作を丁寧に行う

せっかちな私自身に、自戒を込めてわざと書きます。
早くやってしまいたい!ちゃちゃとやって終わらせたいって思いが強くて自分のスキルをあげたり、便利な道具を使って日常をこなしていくなかで、無意識に遅い事は悪い事という刷り込みができているように感じます。

だから、子どもたちが出かける間際に準備ができていないと「はやく!」とせかしてしまいがち。
そういう気持ちだといつも心が忙しく、漢字の通り「忙」=心を亡くした状態になります。 イライラした心をずっと抱えていては、日常は楽しくなくなります。忙しい自分がさらにキャパオーバーな事がおこると、心穏やかでいられなくなるのは当然です。
そんな時にピッタリなのが、「わざとゆっくり動作をすること
自分の体を使って忙しい状態から、忙しくない状態へもっていく技術です。
例えば
・コーヒーをゆっくりいれてみる。
・トイレの神様に思いを託すぐらいトイレ掃除を丁寧にやってみる。
・ノートの文字を書道の先生のように丁寧に書いてみる。
・言葉のペースをおとして戦場カメラマンさんのようにゆっくり話す。
・深呼吸をゆっくりする。
・人との挨拶に立ち止まり一礼をいれてみる。

書いてみて、私の正直私のキャラではないと思うこともありますがこれは、意識してみるだけでも違うと思いました。
日本の文化にも所作を愛でるというものがありますもんね。
日本人のはしくれとして、少しでも丁寧な所作を日常に取り入れ心穏やかに過ごせる自分になれば、何が起きても慌てずに上品に対処できるはず。

③自分の安心感で囲まれた空間を創る

何が起きても、自分の半径3mは、自分自身で創っていくと安定します。
それには、まず自分の安心できる居場所の定義や好きなものを知っておく必要があります。
一人一人、安心できる場所は異なります。
例えば、
・赤ちゃんには、身近にお世話をしてくれる人がいてくれる居場所が
・子どもたちには、好みのおもちゃがある空間が
・学生たちには、静かに集中できる空間が
・教師たちには、学ぶ意欲の高い生徒と使える教材の揃った空間が
・お父さんには、責任から解放されて、自由に遊べる空間が
・お母さんには、よい香りの清潔な空間で、おいしい食べ物や癒しを。
・高齢者たちには、自分の話をたっぷりと聞いてくれる家族がいる所が

人は、今、自分がもっていないものを欲しがります。
あなたが今いる居場所は、他人が指をくわえてみるほど欲しい居場所かもしれません。まずは今いる居場所に感謝しつつ、より自分好みで安心できる空間に変化させていきましょう。それができるのは、自分だけ。
たとえ、1本の野花を花瓶に差すだけ、小さなぬいぐるみをぎゅっと抱きしめるだけの小さな変化だとしても。必要なものは自分しかわかりません。

自分に素直になり、「きゅん♡」っと感じられる何かをもつことで、心が穏やかになります。もし、本当に何もないなら、自分の手をそっと胸に当てて深呼吸をするだけでも落ち着きます。
あなたの半径3mが平和でありますように。










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