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【父が困る】遊ぶ内にテンション上げすぎ兄妹 #24.子どものこころ専門医の失敗子育て

兄と妹は仲がいいのですが、遊び始めるとテンションが上がり続けてしまいます。
途中からはケンカになって、最後は親に泣きついて来ます。


登場人物

私 30代 子どものこころ専門医
兄 長男 小学5年生
妹 長女 小学2年生


普段の兄妹

兄は、一人のときは、シャドウピッチングをしたり、本を読んだり、スマホを触ったりして遊びます。

妹は、絵をかいたり、絵本を読んだり、テレビを見たりして遊びます。


妹の成長が兄に追いついた

8才になった妹は、幼稚園児のあどけなさがなくなり、一人前の小学生らしくなってきました。

言葉が達者になり、自我が芽生えてきます。

そこで起こるのは、妹から兄への突き上げです。

兄は妹を守ったり、妹に譲ったりしてくれるのは変わっていないのに、

妹の方が兄に文句を言ったり、兄に注意したりすることが増えてきます。


テンションの高め合い


そして、2人の遊び方も変化していきます。

これまでは、兄が妹を相手してあげていたのが、対等の遊びが始まります。

ルールのある遊びではなく、自然に発生する遊びが多くなります。


大体は、ちょっかいの出し合いから始まります。


2人で仲良く座っていたのが、

どちらかがもたれたのをきっかけに押し合いが始まります。

笑いながら押し合っていたのが、だんだん強くなります。


最後はどちらかが身体をぶつけて、

妹「パパ―、お兄ちゃんが おしてぶつかったー。」

兄「妹も 押したよー。」

と、親の元に来ます。


そこで、親を巻き込んで、

妹「兄がわるい」

兄「妹が 先に押した」

とやりあうから大変。


放っておくと、追いかけあいが始まったり、妹が泣き始めたりします。


結局、

私「いい加減にしなさい。2人とも悪いでしょ。」

と怒鳴って、終わらせます。


私「パパを巻き込まないで」

と言うこともありますが、どちらにせよ、2人とも不満げに終わります。


最終的に、


親が怒鳴ろうが何しようが、グダグダで2人の遊びは終わることになります。

でもまた、しばらくすると同じような遊びを繰り返してしまうのです。


子どもにとっては、


親が介入しようがしまいが些細なことなのでしょう。

大けがにつながるほどではないし、トラウマになるわけではないので、本当は気にしないでいいことなのは、頭ではわかります。

しかし、親を巻き込まれたり、目の前でやられると、親のイライラが募ります。

親は、黙って耐えて、自分をセルフケアするのが正解なのでしょうか。

頼むから巻き込まないでほしい。

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