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【夢を否定する親】「宇宙飛行士になれるわけがない。」失敗#2.子どものこころ専門医なのに失敗子育て

結果

・妻の激怒
・親の呪いの言葉
・全力で夢を応援


家族構成

私 30代 子どものこころ専門医
妻 30代 保健師
長男 小学5年生
長女 小学2年生


長男 宇宙兄弟と出会う


元々は、長男の将来の夢は「お医者さん」で、コードブルーやドクターXを好んで見ていました。

しかし、小学2年生の頃、家にあった宇宙兄弟を読み始めると、ある日、「宇宙飛行士になりたい!」と宣言しました。

私はすかさず、「宇宙飛行士になんてなれるわけがないだろう。」とツッコミをいれました。すると、妻が鬼の形相で「なんでそんなことを言うの👹」と激ギレしました。


思い出す親の呪いの言葉

私の古い記憶で、同じ小学2年生の頃、母に言われた言葉があります。
当時、おしゃべりが大好きで、冗談を言って、いつも笑っているような子でした。しかしある日、ウケ狙いで私が言った言葉に対して、母が一言。

「あんた、面白くないで。」

傷ついたと言うわけではないのですが、その言葉が鮮明に残っていて、今でも冗談がすぎたりスベってしまう度に、頭に蘇ってきます。


「将来はお医者さんかな?」「うちの子がなれるわけないじゃないですかー。」


小児科医の頃、乳幼児健診をしていて、やたらと聴診器を離さない子がいます。

ほほえましくて、「将来はお医者さんかな?」と声をかけると、母親が「うちの子がなれるわけないじゃないですかー。」と謙遜するのが一連の流れになっていました。

これには違和感があって、『なんで赤ん坊の頃から、なれっこないって言われないといけないんだろう?』と思っていました。親が無理って思ってたら、それは無理だろうと。


全力で応援することを決めた


そんなことを思い返したり、贖罪の気持ちもあったりして、そこからは子どもの夢は全肯定で応援することを決めました。

JAXAに連れて行ったり(つくばって遠いですよね)、天体観測に行ったり、宇宙飛行士選抜試験に私が応募したり。

宇宙飛行士選抜試験の受験記念。健康診断で断念。

小学5年生になった今も、宇宙飛行士を夢見ていますが、大谷翔平選手の大活躍で、二刀流の野球選手(プロじゃなくて社会人野球でもいいらしい。謎)も同時に目指しています。

休日はキャッチボールをしたり、2人でテレビ観戦したり。長男も打ち込み出すと止まらないので、本当に寸暇を惜しんで、身体が勝手にシャドーピッチングを始めてしまいます。


将来の結果はまだわかりませんが、長男が幸せそうに子ども時代を過ごせているので、いまのところ成功してると思います。
親としても、夢に向かって応援する方が楽しいです。



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