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絵本が、子どもの施設や学校に届けられています。

連日、コロナの感染拡大の心配な状況が続いています。休校や休園、子どもも、保護者の方たちも、そして子どもの仕事についている方たちの大変さも増していることと思います。

そんななか、長年、子どもへの暴力防止のため尽力してこられたCAPセンター・JAPANさんから、『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』を55施設(児童養護施設、母子生活支援施設、障がいのある子どもの入所施設、フリースクール)に届けてくださったとご連絡をいただきました。先日記事にしたワークのヒントの手引書とともに贈ってくださったとのことです。

コロナ下の2020年度から2021年度にかけて、CAPセンター・JAPANさんは、休眠預金等活用法に基づく新型コロナウィルス対策緊急助成事業(資金分配団体:公益財団法人セーブ・ザ・チルドレンジャパン)の助成により、「With Kodomoで子どもの心とからだを守る事業」を実施してこられました。

「子どもの権利を広げる」絵本贈呈事業として、できる限り子どもが身近に絵本を手に取れるようにと考えて、1人1冊、あるいはユニット毎に1冊というかたちで職員の方用を含めて、約1000冊をお届けくださったのです。

子ども自身が安心・自信・自由を体感的に学び、子どもの権利という考え方を学ぶCAPプログラム。児童養護施設で育つ子どもたちにも提供されています。今回の事業は、CAPプログラムの復習の機会(子どもの権利や考え方の定着)、あるいはCAPに参加した子どもが、絵本を通じて、日常で子どもの権利を実感・体感する機会をつくること、絵本というツールによって子どもが暮らす社会的養護の現場でのCAPプログラムをきっかけとしたおとなの「子どもの権利擁護」の動きを日常のなかに定着させることを目的としています。

気持ちを我慢し、苦しくなっている子どものそばに届きますように。

貴重な助成事業に、私たちの絵本を選んでくださったこと、うれしく思っています。CAPセンター・JAPANさん、ありがとうございました。
URL http://cap-j.net

 


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