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むかし、むかしのやりとり

長瀬正子さんは、長年家族家族ぐるみのお付き合い。私が、子どもの絵を描いていたこともあり、作品を自宅や研究室、お知り合いにプレゼントしてくれたり…。
私もまた、長瀬さんからたくさんの気づきや学び、安心感を貰ってきました。困ったときにお互いの話を聞き合ったり、仕事でシビアなケースで参っている時には、ヒントになる本を薦めてくれたり。彼女のサイト「ちいさなとびら」で紹介された本もいくつもよみました。
https://chisanatobira.exblog.jp


むかしむかし、こんなやり取りが…
まさこ:「いつか、ももちゃんの絵で絵本作ったら、絶対いいと思うんやけど。私、絶対買うし、宣伝するー。」
momo:「絵本ねー、よく言われる。何度か挑戦したけど、なかなかハードな世界でね。わたしには力がないなーとつくづく思ったのよ〜。」
またある別の時には…
momo:「いつか、権利って何?っていう本をまさこちゃんが書いてよ。日本発の子どもがひとりで読める本がまだ少ないもの。そしたら、わたし絵を描くよ。」
まさこ:「えー、そんなん、よーやらんわ。むちゃくちゃ大変やん。権利とか人権とか、日本語で優しく書くって、わたしには無理やわ。」

こんなふたりが、数年後にまさか、一緒に子どもの権利の絵本をつくることになるとは…。
正確には、やっぱりふたりじゃ出来なかった。
チームのみなさん、アドバイス下さった方々、印刷所や製本所の方、応援してくれたり、本を広めてくれた方、読んでくるみなさん、子どもたち。そして家族や友人。
感謝であります。


でもそもそものはじまりは…
やっぱり長瀬さんの、現状に決して満足しない怒りと熱〜い思い❣️
「やっぱり、なんかおかしいと思うんよ。」

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