はじめまして と いちねんせい
○自己紹介○
はじめまして、こどもえりです。
出産・育児などと同時進行で こどもとともに過ごすお仕事(主に学習指導)を20年ほどしてきました。現在は学習塾で3歳~15歳くらいまでの個性豊かな子供達と日々過ごしています。
そんな毎日の出来事を中心に、子育て中のパパ・ママ・じいじ・ばあばが軽く読めて、ちょこっと元気になってもらえて、たまには、クスッと笑ったり、お役に立てたりすることがあったら嬉しいなとnoteをはじめてみることにしました。
よかったら、お付き合い下さいませ。(●'◡'●)
○いちねんせい 読み書き○
♪ピッカピカのいちねんせい♪
いちねんせいって、なんでこんなに可愛いんだろう...ピッカピカのランドセルに背負われている感じが何とも言えません。
そんな「いちねんせい」にまつわるお話です。
先日、「いちねんせい」になったけれど、ひらがなの「読み書き」が今からなんです。という親子と面談をして、少し一緒にお勉強させていただく機会がありました。
一般的には、小学校入学前にひらがなの「読み書き」ができないと小学校の学習について行けるかちょっと心配...と考えますよね。私も初めての出逢いだったので、どのくらい今できるのかな…?と様子を見ながら学習を進めました。
名前は書ける、名前にあるひらがなは読める。書き順はぐちゃぐちゃ。えんぴつの持ち方はひどくて、これでは10文字書いたら疲れてしまうな...という様子でした。シャイな男の子で、リアクションが薄い...笑
ひらがなの読み書きに、少し苦手意識を持っているようだったので、できているところを褒めながら、「この持ち方ならたくさん字を書いても疲れないよ」と私が持っていた太めの三角鉛筆で正しい持ち方を伝えていきました。
最初はうまくいかず、自己流に戻っていることも多かったですが、持ち方を覚えようとしているようでした。
私:「自分で持ってた持ち方の方が書きやすいよね?」
男の子:「うん」
私:「たくさん字を書くと疲れないかな?」
男の子:「ちょっと疲れる」
私:「今日、上手に持てていたから、ちょっとずつこの持ち方を練習してみてね。最初は持ちづらいと思うけど、慣れてきたらたくさん字を書いても疲れにくくなるよ」
お母さんは、さぞかし心配されているんじゃないかなと思い、「学校の宿題は楽しくできていますか?」とたずねたところ、「はい。読めないところは読んであげたら、自分から進んで取り組んでいます。」と明るくお返事が帰ってきました。「字もがんばって書いています。」と男の子を認めてあげていました。
このお母さんは、男の子の前で「読めない、書けない、できない。」否定的なことを一切言いません。素敵♪ けれども課題は分かっていて、少しでも早く私の塾での学習をはじめたいと言うことでした。
お母さんと、「苦手意識を持たず、楽しく学習が進められるようにしていきましょうね。」と話をして、男の子の方をみると、自分の鉛筆で正しい持ち方の確認をしていました。これから学習を始めることを前向きに捉えられているようです。肯定的なお母さんのおかげですね♪
「わぁ、上手に持てているね。」「その持ち方だよ~。」とその日はさようならしました。
さてゴールデンウィークがあけたら、この男の子との学習が始まります。この子はのびのびと伸びていくんじゃないかなって予感しています。
「いちねんせい」は、小学校という新しい環境に飛び込んでどの子もがんばっています♪
ぜひ
認めて 褒めて ねぎらって ギュ~ってして あげて下さいね♪
それでは、また(●'◡'●)
こどもえり
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