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みんなでする子育て

初めて投稿させていただきます、都内の学校に通う高校生です。

「子育て支援」がきっかけで、こちらの子ども笑楽会に誘っていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、私が子育て支援に興味を持った理由と理想とする子育て環境について書こうと思います。


私は子どもが大好きです。笑っている子も泣いている子も癇癪を起こして大声を出している子も、どんな状況にいる子もみんな「可愛い」と思います。もちろん、大泣きされたり癇癪を起こされたお母さんたちが本当に大変なのはわかります。それでも、やはり、「子どもは愛すべき存在」です。そう思えるのはきっと、私自身が愛されてきたからだと思います。私はほとんどの人がそうであるように、親の愛に恵まれて育ってきました。


けれども、世の中には、子どもに愛情をうまく注げない人がいるのです。私はその人たちのことをニュースで知りました。幼児虐待事件のニュースです。連日報道される虐待の信じがたい内容と、被害者である子どもの笑顔の写真を見て、私は心がひどく痛みました。そしてなぜ親がこんなことをしてしまうのかという強い疑問を持ったのです。
この疑問をきっかけに私は、家庭内における子育て問題の現状を調べるようになりました。


行政などを訪問する中で、家庭内で虐待が起こる要因には、経済的な困窮・生活基盤が不安定などの養育環境におけるリスクの他に、育児の知識や技術不足・マタニティーブルーや産後うつなど精神的に不安定になるといった母親の抱えるリスクも多く、それらが複雑に絡み合って起こることを知りました。しかし、問題は、そういった要因を抱えた親が家庭内だけで孤立してしまうという点です。親は問題を抱え込み、苦しんでいるものの、それを相談したり、助けてもらうこともできず、結果として、そのストレスや苦しみの発散の矛先が子どもに向いてしまうことがあるのです。家庭だけで子育てをするには限界があります。悩み苦しむ段階で、親が気負わずSOSを発信し、それに答える支援がスムーズに行われる環境が必要だと思いました。そのためには、「親が子育てするべきである」という価値観の社会を変えていく必要もあります。


私は、学校の研修で訪れたアメリカやイギリスで、子育て環境について話を聞き、地域で子どもの面倒を見る繋がりやベビーシッターの日常的な利用など支援する環境が整っていることを知りました。そこには、親が子育てに悩み立ち止まった時、気軽に頼れる環境とそれを支える考え方があり、子育て家庭は地域社会に対して実にオープンだったのです。文化や背景の違いはありますが、日本でもこの考え方と環境をつくっていきたいと思いました。


そして将来、すべての子どもが愛されて育つ社会になることを願いつつ、現在高校生にできる子育て支援を考え、活動につなげています。まだ活動を始めたばかりなので、皆さんからご意見やアドバイス等頂けたら嬉しいです。

子ども笑楽会の皆さん、これから一緒に活動させていただけることをとても楽しみにしています!!


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