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子どもの安心・安全(児童福祉分野)

コロナの影響でみんなが大変なときに、「家にいるのがつらい」「友達に会いたい」などを相談するのはわがままですか。

A 子どもたちは、コロナ禍の状況において、「みんな大変なときだから、今は我慢しなければいけない」との思いから、自分のつらい思いを相談すること自体を躊躇してしまうこともあります。
 普段以上に、子どもの思い、気持ちに寄り添って話を聞くことが求められます。そして、つらい思いを相談することはわがままでも迷惑でもないこと、子どもがつらいことを相談してくれることで、大人も考えることができることを伝えられると良いと思います。

コロナのせいで親もストレスが溜まっていて、酷い言葉で叱られます。学校も図書館もやっていなくて、相談相手がいません。

A 話の内容から、虐待がひどいなど、緊急的な対応を要する場合には、警察や児童相談所に連絡することが考えられます(弁護士が代理人として活動する場合には、日弁連の委託援助事業に利用を検討してください。原則的に子どもの負担はなく、弁護士に一定の報酬が支払われます。 )。また、東京弁護士会の子ども人権110番を介して子どもシェルター「カリヨン子どもの家」へつなぐことも考えられます(Q1-4で後述)。
 そこまでに至らないと思われる場合には、各所の電話相談やSNS(LINEなど)の相談を紹介することが考えられます。
 特に、普段よりも保護者が家にいて、子どもも外出しづらい状況と思われるので、子どもが、家の中から電話で相談することが困難なことも多いと考えられます。そのような場合を想定して、 SNSでの相談についても積極的に情報提供すべきと考えます(スマートフォン、タブレットなどの有無も考慮する必要があります。)。

【詳しくは、こちら】

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

◎東京弁護士会子どもの人権110番 TEL 03-3503-0110  
 平日(月~金)13:30~16:30、17:00〜20:00
 土曜     13:00~16:00   

第二東京弁護士会有志による「LINE相談」(代表:黒松百亜弁護士)
Twitter:https://twitter.com/10LINETokyo1

 こちらも普段から子どもたちに関する相談に乗っている弁護士が相談に乗っています。

◎チャイルドライン TEL 0120-99-7777
 *毎日 午後4時から午後9時


◎東京都児童相談センターの運営する「4152(よいこに)電話相談」
 TEL 03-3366-4152
  
◎いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
 TEL 0120-783-556
 *毎月10日午前8時から翌日午前8時まで
 *IP電話(アプリケーション間の無料通話を除く)からは
  03-6634-7830(通話料有料)
  
◎東京都の児童虐待を防止するためのLINE相談
 「子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京」
  
◎全国トラブルシューター弁護士ネットワーク(トラ弁ネット)
 緊急無料ライン相談(対象:知的障害者・発達障害者 診断の有無を問わず)

(参考となる民間団体などの取り組み) 
◎一般社団法人 若草プロジェクト 【女性】
 LINE・メール相談  (対象)10代、20代の少女・女性

◎特定非営利活動法人 BOND プロジェクト 【女性】
 10代20代の生きづらさを抱える女の子のための支援
 ◇LINE相談  対象:10代20代女性
  毎週 月・水・木・金・土曜日
  【第1部】14:00〜18:00(相談受付 17:30まで)
  【第2部】18:30〜22:30(相談受付 22:00まで)           
 ◇twitter @bond_project
 ◇instagram https://www.instagram.com/bondproject/

◎認定NPO法人 カタリバ 【オンライン居場所】 
 オンライン居場所を提供
 *無償でWifiとデバイスの貸与を受けられる
 (但し、条件や台数に限りがあるため確認が必要です。) 

◎10代のための相談窓口まとめサイト「Mex」(ミークス)
 認定NPO法人3keys

以前から、親からの虐待に悩んでいました。その親が在宅勤務になり、学校も休みで、もう耐えられません。安全に保護してくれる場所はありますか。

A 児童虐待に関する相談は、お住まいの市区町村の子ども家庭支援センター、または、児童相談所で相談ができます。児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」へかけると、お住まいの地域の児童相談所につながります。
 緊急に親元から避難させる必要があると認められた場合などには、「一時保護所」という公的な施設で、その後の居場所が見つかるまで生活する場合もあります。「一時保護所」以外にも、民間の子どもシェルターなどが、児童相談所から一時保護を委託され、子どもたちを受け入れる場合もあります。
 一時保護を終えた後は、「自立援助ホーム」などで、親元を離れながら、さらに長期的に自立に向けた支援を受けることもできます。

【詳しくは、こちら】

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

◎東京都内の児童相談所・児童相談センターの連絡先
 *児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」にかければ、
 管轄の児童相談所につながります。

◎都内の子供家庭支援センターの一覧

「子どもシェルター」とは、どのような場所ですか?入るためには、どうしたらよいのですか?

A 虐待などを受けて居場所をなくした子どもたちが、一時的に避難できる場所です。東京では、社会福祉法人カリヨン子どもセンターが運営する「カリヨン子どもの家」があり、利用した場合、子ども1人に対し、1人の弁護士が「子ども担当弁護士(通称コタン)」として支援に当たります。ただ、それぞれの施設には定員があり、また、利用にあたって守ってほしいルールもあります。都内で利用を検討したい方は、まず、東京弁護士会子どもの人権110番にお電話ください。

【詳しくは、こちら】

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

◎社会福祉法人カリヨン子どもセンター

◎利用の窓口:東京弁護士会子どもの人権110番 
 TEL03-3503-0110
 平日(月~金)13:30~16:30、17:00〜20:00
 土曜     13:00~16:00 

「自立援助ホーム」とは、どのよう場所ですか?入るためには、どうしたらよいのですか?

A 「自立援助ホーム」とは、なんらかの理由で家庭にいられなくなり、働かざるを得なくなった原則として15歳から20歳までの人たちに、大きなお金の負担なく、食事や居場所を提供して、社会の中で自立できるまでの暮らしを支える施設です。
 まずは児童相談所に入居の相談をして、自立援助ホームを探してもらいましょう。入居についてホームが受け入れを承認したら、児童相談所長の委託措置を受けて入居が決定します。

【詳しくは、こちら】

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

◎全国自立援助ホーム協議会

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(2020年7月16日更新:東京弁護士会子どもの人権110番の相談時間を更新、  東京三弁護士会多摩支部緊急子どもLINE相談連絡先を削除、第二東京弁護士会有志による「LINE相談」情報を更新)