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夢を、思いを、言葉にする

さすが世界観コンセプトデザイナー!次のステップは私の夢の日記帳をどんなデザインにするか、それを探るためのインタビューだった。デザインの好みをヒアリングされるのではなく、その日記帳がどんな人にどんな風に使ってもらいたいか(例えば机にどんな風に置いてあるかとか)など、もっと上位概念のヒアリングだった。

そのインタビューで私が話したことは、確かこんなことだった。

日記帳って持ち歩くものじゃないから、普段は家に置いてある。日記帳ってパーソナルなものだから、あからさまに「日記です」「セルフコーチングノートです」然としているものだと、もし同居している家族に見られたらちょっと嫌だし、恥ずかしいかも。だから普段の日常に溶け込むデザインであって欲しい。そして、日記帳は自分の相棒でもある大切な存在だし、毎日向き合う時にテンションがあがるような、上質なものであって欲しい。

それなりに濃密なお付き合いをしてきたデザイナーさんなので、私の性格や普段の装いの雰囲気を十分くらい知ってくれているという、絶対的な安心感がある。でも、それ以上にまだ言葉になっていない私のイメージ=プロダクトの世界観を、数々の質問によって言葉を引き出してくれるその存在が、とても頼もしく思った。そしてどんなプロダクトになるのか一緒にワクワクしていきたいと思った。

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