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アトピー性皮膚炎のお子さま向けのお話を。〜②大切なことはここでも腸内点検!

さて、昨日は鍼灸治療によって改善したアトピー性皮膚炎の件をアップしておりましたが・・・今日はこの観点からも語りたい!
それは、度々お話もしている・・・『腸』です。あれ?と思うかもしれません、お肌のことなのにどうして内臓??ではでは、ここで語りましょうか。


■実はこんな共通項が。。。

20年以上アトピー性皮膚炎の患者様と関わってきて気が付いたことがたくさんあります。
実は皆さん共通点が多いのです。そのうちの一つがこれ!アトピーさんは基本甘いものが好き!ではなぜ甘いものを食べすぎると症状が悪化するのでしょう。そこには、腸のなかでの「イースト」が関わっているのです。
イーストというと「イースト菌パン」を思い浮かべますが、酵母、真菌類の総称です。
その中でも特に「カンジタ」が悪さをします。カンジタは人の常在菌でありカビの一種です。
甘いもの(砂糖、果物、味醂、酒、炭水化物など)を多量に摂ると、腸管内にカンジダというカビの仲間が異常に増えて起こす病気を
イーストシンドローム/慢性カンジダ過敏症と言います。

■以上に増えるこれが問題を!?

当然ですが、カンジダなどのカビや病原性細菌が異常に増えてしまうと、
腸の粘膜は壊され正常な働きができなくなります。
「カンジダは腸の壁にトンネルを掘り、腸粘膜は穴だらけになる」このような表現をする学者さんもいます。
壊れた腸の中では消化と吸収がうまくいかず、食べ物は消化されないまま腸粘膜を通り抜け、食物アレルギーを起こしてしていくことになるそうです。

イーストシンドロームを裏付けるものとして、難治性のアトピー性皮膚炎の患者さんの便の中からカンジタが多く採集される事と、
「砂糖、果物、味醂、酒、米、小麦」を極力少なくする生活をした所、皮膚症状が軽減したという研究が報告されています。

■これがアレルギー悪化の原因でした…。

以上のことから、カンジダも含めたイーストが腸内で増えると、腸のなかで悪さをし、アトピーやアレルギーを悪化させるといわれています。
イーストシンドロームからの腸漏れ症候群(リーキーガット)への移行。
ここ数年でリーキーガットについて多くの本が発売されていますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

そしてここでまた、治療によって改善したお写真も。
結構変わります、人の身体って!

(13歳男子  左 2016年7月  右 2018年3月 撮影 )

*参考にさせて頂いたサイトも是非ゆっくりご覧くださいね!


■そして腸のお話になるのだ。

腸内環境を改善し善玉菌が優位になるよう気をつけることは、便秘や下痢を防ぐだけでなく、アレルギーも防ぐことになるのです。
ここでまたこのブログ開始当初からずーと言い続けている腸の話にもどりましたね。
からだは正しい方向に手を加えると必ず答えてくれます。今日の記事がご家庭や療育に関わる方達のでできることのヒントになれば嬉しいです。


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