#03 食事計画:給与栄養目標量の設定
こんにちは!こどもSHOKUデザイン(@kodomo_shoku)です。
保育園栄養士に必要なスキルである献立作成。
『保育園給食 献立作成のいろは』として、実践できるノウハウを献立作成の手順にそって書いています。
今回は実際に献立を考えはじめる前に必要な給与栄養目標量の設定について、お伝えしていきます。
給与栄養目標量は、食事提供の対象である子どもたちが1日に必要なエネルギーや栄養価のうち、どれくらいの量を保育園で充足すべきかを示すものです。
食事計画として予定献立を作成する際にも確認すべき1つの指標となります。
この設定には、「日本人の食事摂取基準」を用いて算出していきます。
すでに自治体から決められた値が示されていたり、栄養ソフトで自動計算ができるケースもありますが、計算過程をしっかりと理解しておくことも大切です。
ぜひ振り返りにもご活用ください!
給与栄養目標量の設定
保育園における給与栄養目標量の設定では、基本的に1~2歳児、3~5歳児を区分として考えます。
0歳児は成長・発達の個人差が大きいため、施設全体の目標値設定からは除き、一人ひとりの食べ進めを見ながら離乳食を進めていきます。
では早速、目標値設定について見ていきましょう!
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