見出し画像

事業企画備忘録~定石的なB2B事業のidea創出はどうやってやる?

シンチャオ!

本日はB2B事業の事業アイデアの行い方について。

B2Bにおけるプロダクト事業は課題解決型の提案(ソリューション提案)が多く、人力で行ってるコンサルティングや営業の要素をプロダクトに落とし込むやり方が、B2Bにおけるプロダクトの作り方になるのではないでしょうか。

非科学的(属人的、人力)に行われている業務を科学的に可能にし、プロダクトに委ねる。

この考え方を体現している代表的な企業としてはSMSあるいは、SMS出身者かと思いますし、Saasスタートアップの起業家も、元々は●●業界に特化したコンサルティング会社で働いていたというのは最近よく見かけます。

特定業界もしくは業務に精通していることが、他社業界からの参入障壁になれば、多くの課題は不感症で顕在化していないので、プロダクトがリリースしたタイミングでは、時既に参入遅し。大方、リリースした段階でアーリーアダプターと言われるような熱狂的なユーザーを見つけていることが多く、アーリーアダプターに使い続けられるように、プロダクト改善を進める段階へと進んでいるので(=PMF前)、特定業界におけるプロダクトの後発参入では、顧客獲得戦略で勝ちにくいというのが特徴でしょうか。

例:産業廃棄物の廃車計画書の自動作成Saas

話がやや逸れましたが、B2Bのプロダクト開発を行うのであれば、企業の上流である経営課題に触れている会社が優位になります。

理由は、ideationをその会社の顧客自身が行い、課題として提案してくれることにあります。特に、船井総研のようなSMB事業者向けのコンサルティング会社であったり、広告代理店、人材紹介会社などは、顧客の課題を引き上げやすく、ideationをゼロからわざわざしなくても、顧客から引き出せるので、そのままアイデアと昇華できるようになります。

SMS創業者の諸藤さんの言葉を借りると、「ニーズが顕在化している*陳腐な事業モデル」を行っている会社は、自社プロダクトを作りやすい環境にあります。

人材紹介会社においては、事業課題を解決できる人材を採用する必要があり、広告代理店であれば事業の採算が取れるようにユーザー獲得コストを最小限に抑えたり、最適な販売チャネルを見つけだす必要があります。

「人の採用」と「獲得コストを下げる」と言うのは、スタートアップにおいては特に命題ですし、事業経営において必達の事です。

この、経営において重要な上流部分に触れているのであれば、その先にある経営課題を解決できるプロダクトの種は、実は、山ほどあるのではないでしょうか。

この考え方は、B2Bに限った話ではなく、B2Cであれば、メディアを複数立ち上げ、ユーザーデータを回収し、ユーザーにプロダクトを売っていくD2Cモデル、SNSを駆使して自分自身にファンをつけて、SNS上やライブ配信プラットフォームで物を売るP2Cがそれに該当するのではないかと。

そうすると、企業が自ら直接的にモノやサービスをユーザーに販売できるように、リスティング広告の自動最適化が起これば、プログラミングが不要でサイト/アプリ制作ができるノーコードにニーズが集まるのも当然の話で、広告代理店や制作会社の不要説がベースになるのも当然です。

しかし、単なる代理事業ではなく、経営課題の一要素して代理業や人材紹介事業を行っていれば、事業のネタを山ほど抱えているので、そういったB2B支援事業会社は今後も生き残り且つ、顧客課題を自社プロダクトに反映する戦い方を各社が取るのではないでしょうか。という内容です。

なので、まとめると、B2Bにおける事業アイデアの創出の方法としては、経営課題を解決するために、人力で行っている業務を科学的に捉えて、プロダクトに変換する方法が成立するのではないでしょうか。

という内容をメンターの方とランチをしてテーマにあがったので、自分の理解度を深めるためにも書きました、

それでは、カモーン!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?