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HUNTERCITY「進撃のWEEK」3日目~

今日はHUNTERCITYの進撃のWEEKの3日目になります。今回はファイナンス基礎理解の授業を受けたのでそのアウトプットを行います。

スタートアップとスモールビジネスとは

まず会社を始めようとするときのビジネスの種類の違いについてお話がありました。大きく分けてスタートアップとスモールビジネスの2つがあります。どちらも一度くらいは聞いたことがあるかと思いますが2つの大きな違いについて書いていきます。

スタートアップ
Jカーブを描いて成長していき、成功したら短期間に巨額のリターンを得ることができる、また革新的な事業を行っている会社のことです。

スモールビジネス
線形的に成長していき、そこそこのリターンを着実に得ることができる、今までにもある事業を行うことです。

2つとも例を出すと、スタートアップの例としてはAirbnbが挙げられます。この会社は宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイトを運営しています。今では世界中で利用されているサービスではありますが、設立されたのは2008年なのでまだ12年ほどしか経っていない会社になります。12年で世界中で利用されるようになるというのは驚くべきスピードだと思います。

そしてスモールビジネスはスタートアップよりも想像しやすい街の飲食店などがその例です。もちろんスモールビジネスも立派なビジネスではありますが、町の飲食店が12年で世界中で展開できるようになるかと考えると少し厳しいことがわかりますね。

授業でも細かくお話があったこの2つの違いの一つに、関わるステークホルダー(利害関係者)が挙げられます。スタートアップはベンチャーキャピタリストやエンジェル投資家が資金を出資します。逆にスモールビジネスでは自己資金や銀行からの融資を受けます。


出資と融資の違い

ここで出資と融資という言葉が出てきたのでこの2つの違いについても見ていきます。まず出資を受けるというのは、簡単にいうと返す必要がないお金をもらうということです。この時出資する側は、出資したお金以上の大きなリターンを期待してお金を出しています。逆に融資を受けるというのは借金するということです。銀行から融資を受ければ、借りたお金にプラスして利息の返済をしなければいけません。

この際スタートアップとスモールビジネスで資金調達の仕方が違うのは、お金を出す側の視点に違いがあるからです。出資をする人たちは、その企業の未来を見据えてお金を出資しますが、融資をする人はその企業の過去の業績を見て返済がきちんとできそうか、という判断軸で企業を見ているのです。


ベンチャーとは何が違うの

そして今回意外と知らない人もいそうなスタートアップとベンチャーの違いについてもお話していきます。

スタートアップは前述しましたが、ベンチャーとは企業として新たな事業への取り組みを行うことです。よくベンチャー企業のことをベンチャーと呼んだりしますが、この場合は、「創業してからあまり時間がたっていないスモールビジネス」という解釈で良いと思います。


VCとCVCとはどんなものなのか

次にVCとCVCについて解説していきます。まず始めにVC(ベンチャーキャピタル)とは、ハイリターンを狙った戦略的投資を行う投資会社のことで、主に高い成長率を有する未上場企業(スタートアップ=ベンチャー企業)に投資をします。
VC市場は、ファンド運用者(GP)/ファンド/ファンド投資家/ベンチャー企業で構成されています。

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次にCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)とは、事業会社(主に大企業)が、社内の新規事業育成や、ベンチャー企業との協業によるコア事業の強化といった事業シナジーを目的として、社外のベンチャー企業に対して投資を行う活動のことです。
CVCは大企業が資金を拠出し、自社と事業シナジーが見込めそうなベンチャー企業に出資を行う形態をとります。資金の出し手は通常1社であり、CVCファンドの運用は自社の投資部門、または投資子会社で行うことが多いですが、外部のVCに委託することもあります。

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またVCの業界構造の特徴として、トップ10%のVCに残りの90%のVCはスライディングで投資をしていることが挙げられます。つまり、トップのVCから出資してもらえれば他のVCからも出資を受けられる可能性が高まるということです。

実際にAirbnbは10兆円で上場しましたがその時に、アメリカのYコンビネーター(起業家を集めたビジネススクール)は初期の段階で出資していました。そのため上場したことによってリターンは1万倍ほどにもなったそうです。


投資家を選んでみた

最後に自分が昨日選んだビジネスモデルに合う投資家を資料の中から選んで書いていきたいと思います。

キャピタルメディカ・ベンチャーズ
ヘルスケア領域において投資を行うCVCだから。

そーせいコーポレート・ベンチャーキャピタル
医療分野に特化して投資を行うCVCだから。

SMBCベンチャーキャピタル
人々の生活の向上につながるサービスに投資をしているから。

オムロンベンチャーズ
投資対象がヘルスケアやものづくりであるから。


以上で3日目のアウトプットを終わります。明日も頑張ります。

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