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2021年度版春秋吉祥サブスクチャレンジ。

2020年の夏からはじまった春秋吉祥サブスクチャレンジ。

それぞれの有効期限は、春秋航空の「想飛就飛」は2020年12月末まで、吉祥航空の「暢飛カード」は2021年1月20日まで。

てっきりコロナ以降低迷した航空機需要を底上げするための一時的なキャンペーンだと想像していましたが、中国における航空券サブスクの先駆けである中国東方航空が「週末随心飛」の2021年度版を発売したのを皮切りに、各社も2020年度版をアップグレードするかたちで次々と2021年度版の航空券サブスクの商品を投入してきました。

いまのところ確認できている範囲で、日本人が購入できるのは春秋航空、吉祥航空、深セン航空の3社。うち、ぼくが2020年度版を購入した春秋航空と吉祥航空の2021年度版を紹介します。

春秋航空

2021年度版の春秋航空の「想飛就飛」は、エリア別にバリエーションが増えたのが特徴です。

まずは、2020年度版と同じ全国通用版の「錦繍河山」です。

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こちらはお値段そのままの2,999元(約48,000円)から。荷物預入枠ありはそこから500元プラス、商務経済座も使えるものはさらに500元プラスです。

利用可能期間は購入日から183日後、もしくは2021年6月30日までのいずれか早いほう。ただし、2021年1月25日から2月25日までのいわゆる「春運」の期間は利用できません。この利用不可の期間は購入日からの183日間にカウントされません。

次に、エリア別の商品です。

春秋

発着する空港を限定した「区域版」は、荷物預入枠なしが999元(約16,000円)、荷物預入枠ありが1,699元(約27,000円)、商務経済座利用可が2,499元(約40,000円)と、特に一番安いプランは圧倒的な低価格です。

肝心の適用エリアは、河北省版の「冀」が石家荘正定空港、承徳普寧空港、張家口寧遠空港、邯鄲空港。江蘇省版の「蘇」が南京禄口空港、揚州泰州空港、淮安漣水空港、塩城南洋空港、常州奔牛空港、連雲港白塔埠空港。浙江省版の「浙」が杭州蕭山空港、寧波櫟社空港、温州龍湾空港、舟山普陀山空港。甘粛省版の「蘭」は蘭州中川空港のみ。遼寧省版の「瀋」は瀋陽桃仙空港のみで、大連周水子空港は含まれず。広東省版の「潮汕」も潮州市の掲陽潮汕空港のみで、広州はじめほかの広東省の空港は含まれず。

このうち、日本人が比較的多く住むエリアは江蘇省、浙江省でしょうか。正直、対象が限定される商品ではあります。

これらの全国版とエリア版は2021年11月27日までの販売です。

吉祥航空

一方の吉祥航空は、2021年度版の「暢飛カード」を12月1日から発売します。

吉祥

2021年度版の利用可能期間は2021年1月21日から2021年6月30日までの半年弱。利用可能期間以外に2020年度版との違いはありません。

うち、2月1日から28日までは利用不可の「暢遊版」は3,456元(約55,000元)で、この1ヶ月間も使える「春運版」は6,789元(約108,000円)と、2月の1ヶ月間の有無で価格が倍近く変わります。

再び春秋航空

吉祥航空の「春運版」を見てかどうかはわかりませんが、春秋航空も後出しで春節も利用できる「譲愛飛翔」の発売を発表しました。

名称未設定

荷物預入枠なし、あり、商務経済座利用可、それぞれ5,999元(約95,000円)、6,399元(約102,000円)、6,699元(約106,000円)と、おそらく吉祥航空を意識したであろう価格設定。

吉祥航空同様、12月1日からの発売です。

サブスクチャレンジ継続

迷った末に、春秋航空の全国通用版、2,999元のプランを購入しました。

2021年の5月には日本に本帰国する可能性が高く、利用できるのは実質3月と4月の2ヶ月間ですが、これまでのサブスクチャレンジの実績からすると十分に元をとれるのではないかと踏んでいます。

一方、もはやそこまで行きたいところがないというのも事実。春秋航空の場合はもともと航空券が安いため、結構な頻度で乗らないと2ヶ月では投資を回収できないかもしれません。

残りわずかな中国生活、残りわずかなサブスクチャレンジ。いかに充実させるか、まだまだ悩みは山積みです。


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