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銀川から中衛のトングリ砂漠へ。

寧夏1日目は、旧石器時代と西夏時代の遺跡をめぐりました。

寧夏2日目は、銀川市から約150km離れた中衛市にある砂漠ツアーに参加します。

朝8時前に銀川市内を出発し、内モンゴル自治区を経て再度寧夏回族自治区の中衛市まで片道3時間の旅程です。山を越えて砂漠につながる道。よくあるおんぼろバス移動だとさぞかし苦痛だろうと、若干奮発して8人乗りベンツのゆったりプランにしました。

しかし、とんでもない悪路を想像していたものの、むしろ正反対でした。

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ハイライトはX751と呼ばれるきれいに整備された観光道路。内モンゴル自治区の阿拉善旗と寧夏回族自治区の中衛市を結ぶ数十kmの直線では、賀蘭山の山岳、内モンゴルの草原、そしてトングリ砂漠、目まぐるしく変わる景色を思う存分楽しめました。

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トングリ砂漠

予定どおりの3時間で着いたのは、中国で4番目に広い砂漠であるトングリ砂漠の南端、額里森達来地区です。

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アクティビティーの種類ごとに150元から300元と結構高めの価格設定で、ここのチケットはツアーに含まれず、別料金。あまりメジャーではないここにあえて連れてきて、ツアー会社と利益を折半するのでしょうか。

それはさておき、中身は実に充実していました。

まずはオフロード車に乗せられ、砂漠のなかを猛スピードで走る。

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波のように連なる砂の丘しかない景色を上下に激しく揺られながら進んでいくのは最初にしてハイライトでした。

オフロード車で高台に運ばれたあとは、そこからサンドスキー。そりにまたがり、約30度の傾斜をものすごいスピードで滑っていきます。

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高所恐怖症かつ相当なビビリのぼくですが、一度滑ってみたらやみつきに。結局3回リピートしました。

最後は、2日連続のラクダでフィニッシュ。

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内モンゴルの草原を横切るラクダも乙でしたが、ラクダはやはり砂漠が似合う。

指定された農家楽の食堂での特筆するところもないランチのあと、もうひとつの目的地、沙坡頭へ。

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沙坡頭

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沙坡頭は中衛市を代表する国家5A級の観光地で、観光客の数も比較になりません。ただ、午前中にひととおりのアクティビティーを経験していたため、正直やや蛇足感がありました。

印象に残っているのは、大雨の影響か、黄河の水位が上がり、一部でその水が歩道まで進出してびしょびしょになっている光景でしょうか。

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午後5時過ぎに沙坡頭を出発し、行きと同じく3時間をかけて銀川市内へ。

朝の8時から夜の8時まで12時間の一日遊。さすがに疲れたので、その日は牛肉麺を軽く食べて、あとはただぐっすり。

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