なぜ企業は学歴採用を無くせないのか?
こんにちは。就活アドバイザーKoDaOです。
最近は学歴採用ではなく人間性採用と言われるようになってきました。
実際入社すると学歴が仕事の障害になることは少ないです。
戦略コンサルのような業界だと、クライアントにプロジェクトメンバーのリストを渡します。その際メンバーの学歴が記載されている場合があるので、学歴が低いとクライアントが嫌がることもあり、学歴が低いことによる支障が生まれます。
だから戦略コンサルに入社しようと思ったら学歴が大切なのは仕方ありません・・・
でも、他の業界でも学歴採用が見え隠れするのは理由があります。
今回は採用担当者の立場から企業が学歴採用を無くせない理由を発表します。
サラリーマンは毎年企業から評価をされるから
これだけ読んでも意味分からないですよね?↓の解説をご覧ください!
サラリーマンは毎年(企業によっては半年毎、4半期毎)どれだけ結果をだしたか企業から評価されます。プロスポーツ選手と同じです。どれだけ努力しても結果に結びつかなければ評価は上がりません。
営業マンが一番分かりやすいですね!一番売り上げた営業マンの評価が最も高くなります。売り上げに限らず、サラリーマンは何かしらの数値を追っています。
では、新卒採用担当者は何をすれば評価が上がると思いますか?追っている数値は何だと思いますか?
答えは、活躍する人材(優秀な人材)を採用したら評価は上がる。活躍する人材を何人獲得できるか。
当然ですよね?それが新卒採用担当者の仕事です。
しかし、現実的には面接している学生が活躍できるかなんて直ぐには分かりません。すぐに活躍する人材もいるでしょう。入社したばかりの頃は評価が低くても最終的に役員クラスまで行く人材もいるでしょう。
採用は結果がでるまでのタイムラグがあるので企業からすれば非常に評価しにくいものです。
でも、企業からの評価は毎年あります。
だから何かしらの基準を設けられ、新卒採用担当者はその年の評価を出されています。
その基準となるものが【学歴】です。
学歴が一番分かりやすい基準ですよね?
学歴の高い学生を採用すれば新卒採用担当者の評価が上がるから学歴採用は無くなりません。
いかがでしたか?新卒採用担当者もサラリーマンなので数値目標を達成しないといけません。何人採用したかも大切ですが、何人優秀な学生を採用したかが大切なのです。
ただ、最近は学歴だけでなく人間性や将来性を見る工夫を凝らして採用活動をしています。
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