コダマツ

キャラクター、カニバリズムについて研究、個人的な所見を書き残します。

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最近の記事

まなちゃん

ありふれた都会の住宅街。駅前はほど良く栄えていて、コンビニも徒歩10分圏内に3軒。近隣との付き合いはほとんど無くて、私のようなコミュニケーションが苦手な人間が生活していくのには何不自由のない環境。そんな場所に、私たちは一つ屋根の下暮らしている。所謂、シェアハウスというものだ。  私たちは、5LDKの一軒家に5人で住んでいる。年齢も経歴もバラバラだ。  1番年上の千景さんは、私たちの食事を全て担当してくれている、お母さんのような存在。  その次に年上の深雪さんは、不思議な雰囲気

    • ペットのハリネズミが息を引き取りました。

      2018年の10月、生後半年で家に来た時には既に大人と同じくらいの立派な体格の女の子で、ご飯をたくさん食べる大食漢でした。 2020年11月の半ばに、右下腹に腫瘍が出来ているのを見つけ、病院で検査をしてもらい、12月に腫瘍を切除。悪性腫瘍でした。 腫瘍を切除し、一時は良くなったように見えていましたが、ふらつき症候群を発症し、新しい腫瘍が複数に増え、あっという間に病状が悪化してしまいました。 1月の終わり頃、餌も食べられずに息だけをしているような危篤状態になり、その後自分でお

      • 自己消失 ~私の価値はおいくらですか?~

        現代の日本人は、まさに消費物とイコールの存在なのではないのだろうか。 そして、消費された後に、いつの間にか消えてなくなってしまうのではないだろうか。 そんな不安を感じる事がある。  現在、人は、自分たちの身体を自由に操作出来るものだと思い、ダイエットや、筋肉トレーニング、 プチ整形等で他者の目に映るセルフイメージを操作しようとしている。 また、年齢を重ねる事に怯え、染みとり、皺取りのようなアンチエイジングの作業に余念がない。とにかく、私たちは、時が経つと劣化する生身の体では

      まなちゃん