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たどり着けなかった白嶽とたどり着いた城山生き方が変わる予感を感じた対馬への旅⑦

美しい自然を有する韓国との国境の島対馬。ドライブもお散歩もとにかく気持ちが良い。
2泊の対馬滞在ももう終わり。
帰りたくない気持ちでいっぱいになるが、最後の1日をめいっぱい楽しもう!

辿り着けなかった霊峰白嶽

今回の対馬に来た目的は和多都美神社でした。
ここと宿とレンタカー以外はほぼノープラン。
だったんだけど、山には登りたいなぁと思っていたのでトレッキングの準備をして、霊峰白嶽が2日目の唯一決まっていた目的地でした。

白嶽は標高518m
昔から島民に霊山と崇められているそう。
所要時間は1時間30分ほどで、初心者でも登ることができる。

とのことで決めました。
朝早く出ようかなぁと思っていたけれど予定外に宿のお父さんツアーを楽しんだので、出発は10時頃になりました。

レンタカーのナビに行き先を入力して出発!
しようとしたらなぜかめちゃくちゃ時間がかかる。。。
Googleマップはそんなことはなく、ナビが古いのかしらー?とGoogleマップに従って出発!

ところが一向に着かない…
目的地に到着したら山の中の行き止まり。。。
このままじゃお昼を過ぎてしまう!
と諦めて、難易度ももっと簡単で距離も近い城山に予定変更。

太祝詞神社

迷い迷っているとなんだか鬱蒼とした神社に。
もう白嶽は諦めたから寄っていくかー。
と参拝。

鳥居に書いてある文字は読めなかったんだけど拝殿に太祝詞神社と書いてありました。
こちらは調べてもほとんど情報が出てこない。

境内には綺麗なツツジが咲いていました。
石が積まれていたり結構のんびり滞在した気がします。

城山(金田城趾)

登山をしたいからスーツケースの片側は登山グッズだったのに、どこも行けないなんて悲しすぎる!

かと言って登山初心者的には昼過ぎから登りはじめて片道1.5時間はちょっと不安。。。
ということで、片道50分で初級編の城山に変更。

標高は276m
667年に朝鮮半島からの新略に備え、見張りのために朝鮮式の山城が築城されました。
その後一度はその役目を終え、忘れ去られていたこの城は日露戦争のために要塞として整備されたそう。

後に要塞の跡の写真あります。

入山するとすぐに野生的な木々がお出迎え。
引っ張ったら何かが起きる!?
こんなの絶対に引っ張ってみたくなるやつです笑

ちょっと歩いたらこの絶景。
ここで引き返してもいいんじゃないかってくらい笑

石垣跡が結構残っていて、見ることができます。どうやったらこんな岩積めるのか見当もつかない圧倒的な迫力。

要塞。
登山道の途中もその名残を感じますが、頂上付近はこのように露骨な要塞跡が。
階段を降りていくタイプのは怖かったけど、好奇心には勝てず、入りましたー。

既出の歩き始めてすぐの開けたところも美しかったけど、300m弱でも山頂からの絶景はたまらんです。

帰りのフェリーが早朝の6時台出発だったので、厳原港から歩けるビジネスホテルを取っていました。

下山後は温泉に入って、レンタカーを返しに行って、おすすめの夕飯処を聞いて。

夕飯の写真が残ってない泣
ホテル近くの居酒屋で穴子を始め、美味しい海鮮とお酒をたっぷり楽しんでホテルでバタンキュー。

帰りの福岡まではジェットフォイルで2時間ほど。
対馬の美しすぎる自然に後ろ髪を引かれながらまた来ると心に誓ったのでした。

早朝に着いて早朝に帰ったので丸々2日の対馬滞在。
南側しか行けなかったし、南側も全然回りきれなかった!
長崎県、対馬島本当におススメです。

ただ…
今回自然の美しさと同じくらい気になってしまったのがゴミ。

海は綺麗だけれど、砂浜には海流によって色々な所から流れてきた凄まじい量のゴミ。

山には人が捨てた缶や瓶、お菓子の袋のゴミ。

美しい自然をと対極にあるゴミ。
対馬だけではありません。
日本に残る美しい自然。
守って伝えていける人になりたいと思いました。

そして自然を通して心に癒しをもたらせる人にもなりたいと。
そうして私は写真家としての活動を始めました。

最後にちょっと自己紹介


アラフォーになった私は旅が大好きになって、
更に写真を始めたことでもっともっと旅好きになった。
今は滝とか山とか自然が満喫出来るところばかりを旅している。

写真家として実名活動しているが屋号は
『こだまのあそびば』
木霊がいそうな場所を写真におさめています。

お手軽に行ける場所、行けない場所とあるけれど
私の旅の記録を残して誰かの参考になれば良いなと思っています。


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