砂漠地下探索の理不尽さと謎~遥かなる西へ番外編①~

木霊と申します。この記事は「幻想魔伝最遊記~遥かなる西へ~」のミニゲームである探索のうちの1つ、悟空を操作して砂漠の地下を探索する部分のグラフィックの良さ、理不尽さ、謎の話をするものです。長くなったので独立させました。
ゲーム全体の話はこちら。

この記事は理不尽なところの話をしてから良かったところの話をします。上げて下げるより下げて上げる方が良い気がするので。


襲い来る理不尽~予測可能回避不可能~

本題。
この探索ゲーム悟空編、探索ゲームの中では一番最後、ゲーム全体で見ても最終盤に配置されているからか気合の入った難易度になっている。それ自体は良い。中ボスよりラスボスの方が強いものだし、マリオの終盤は気を抜くとすぐ残機が減る。ミニゲームでプレイ時間を稼ぎたいという意図も、抽選応募パスワードを解放するためのアイテムを易々と渡したくないという意図もあっただろう。それにしたって難易度の上げ方がひたすらに理不尽なのである。

多すぎる毒罠付きのツボ

1つめの理不尽。探索ゲームには罠付きのツボが登場し、調べてしまうと制限時間が1分減少する。このゲームの制限時間は20分、大量に引っかからない限りは1分程度誤差である。


これ、全部毒です

……大量に引っかからなければ。
そんなに罠が仕掛けられたツボが多いなら調べなければいいと思うだろう。実際に八戒を操作する探索では、隠しアイテムを探さない限りツボに触れないのが安牌である。だがこの砂漠地下のマップには鍵付きの扉が2つ存在し、そのうち1つはゴール地点のためツボを漁って鍵を探す作業が必須である。場所は固定なので何回もコンティニューすればそのうちどれが罠か覚えられるが、それまではひたすら毒を食らうことになる。罠にかかるたびに見せられるスキップ不可のミニイベントも相まって1週目のストレスは相当である。

ノーヒント崩落床

まずはこちらをご覧ください。

落ちたらやばいってイベント入ったけど、勢い余って穴のところに進もうとしなければ平気だろ!
は?
は?
……は?

お分かりいただけただろうか。
特定の床が崩れるようになっているのだが、崩れる床と周囲の床の見た目が全く同じ(一応始点の手前の石レンガには大きなヒビが入っている)な上に、1回落ちるごとにペナルティとして制限時間が−2分される。つまり崩れる床の位置を覚えなくてはならないが、全て明らかにする前に制限時間が尽きるため、ひたすらコンティニューを繰り返しながらメモなり写真なりで記録を取っていく必要がある。
そんな床が、

ここにも
ここにも
ここにもある。

流石に多すぎる。しかも抜ける数も多い。

加減しろバカ!!

この画面に写っている部分だけで−8分のペナルティである。
「床が抜けるので、そこを避けて歩いてくださいね」というルール自体は1回落ちれば分かる。対処法がコンティニューを繰り返しながらの総当たりしかないのが理不尽で、しかも数が多いのでフラストレーションが溜まるのである。

あまりにもかわいい動き

良いところもある。マップ上の悟空の動きがなんだかやたらとかわいい。冒頭のイベントシーンで地下牢の柵をガシャガシャする動きとか。
お気に入りはツボから良いアイテムが出た時の動き。

かわいい。よっしゃーって感じ。

……はい。良いところ、以上です。

謎の物体

このマップには謎の物体がある。

こちら。

この黒い物体は何をしてもうんともすんとも言わない。画像の左側のツボはこのマップで唯一の空っぽのツボ。自分が遊んだ範囲では、この2つが謎のままである。記事本編の方で触れた、声優陣による特典映像の解放に使うのかと予想してクリア後にもう一度訪れたりもしたのだが、何も変化がなかった。
情報募集中です。

まとめ

グラフィックは良くて、罠を避けつつ脱出するという大枠も面白い。でも罠が理不尽すぎるし多すぎるしペナルティが重すぎる。
そういうミニゲームでした。


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