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NHKにヤングケアラーとして取材して頂きました!

NHKにヤングケアラーとして取材して頂きました!
自宅にて3時間半のインタビュー取材が報道に。ぜひぜひご視聴下さい。


「ヤングケアラー」とは 家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どものことです。
出典:一般社団法人日本ケアラー連盟


私は5才下の亡き妹が重度知的・身体障害、弟は小児喘息があり、18才まで日常に入退院と看病、家事手伝いと、家族のケアがある生活を送りました。


わたし自身は妹が亡くなっていることもあり、ケアラーとしての進行形の悩みはないのですが、今も多くの若い人たちが、人知れず家族や兄弟姉妹のケアを行なっている実態があります。


子育てを社会全体で担うように、家族のケアも社会全体で支える。
まずは知って頂くことから、始まると思っています。


昨今「ヤングケアラー」の注目が集まる中で、報道やSNSの反応から、社会の中では「ヤングケアラー=障がい者や病気の人の看病をする、かわいそうな子ども」な印象が少なからずあるのではと私は感じています。


私はヤングケアラーでしたが妹弟の存在を誇りに思います。

家族のために頑張っていた子どもの頃の自分を誇りに思います。


私にとってヤングケアラーはかわいそうな子どもではありません。


ただ事実として、障がい者や病気の人のケアを家族だけで支えることには限界があります。


子育てと同じように、障がい者や病気の人も、ケアをする人・ケアをされる人が家族だけでなく社会全体で支えるのが当たり前の社会にしていきたいと願っています。


私にとって映画「ふたり〜あなたという光〜」制作に携わったことは人生の転機でした。

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制作スタッフさんをはじめとして、今まで無関心だった人も含めた多くの方が「きょうだい」に注目してくださり、「きょうだい」としての自分に光が当たり、誇りが持てるようになりました。

今回の取材を通じて、私はヤングケアラーとしての子ども時代をお伝えすることによって、ヤングケアラーは家族の大変さを周囲に話していい。

周囲の人はただ聞いてくれるだけでいい。

ヤングケアラーをかわいそうな子どもとして見るのではなく、応援のまなざしを向けて欲しい。

人の人生を支えるということを社会全体で考えていきたいと伝えたいと思っています。

わずか5分報道のためにNHKの方々は自宅にて3時間半のインタビュー取材をして頂きました。


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私の思いを余すところなく聞いてくださりました。母のインタビューも収録くださいました。

私にとっては全国に思いを伝えられる機会を賜りましたこと心から感謝しております。

ありがとうございます。

ぜひぜひご視聴くださいませ!
(放送予定)
4/9 首都圏ネットワーク 
18:10~19:00の中の5分程度
ヤングケアラーに関する特集

https://www.nhk.jp/p/shutoken-net/ts/MX1YJ59WZ8/episode/te/NYRGXZPYLG/?fbclid=IwAR0Gp3kY0w2mO_UN_1EZjSdDfHPN68wq7puE_RcoqdEj6zGt--gKZAiD4zk

※放送予定は変更の可能性があります

今後はNHK特設のサイトにも掲載予定です。
知ってほしい”ヤングケアラー”

https://www.nhk.or.jp/shutoken/yc/

まずは知ってほしい。

ヤングケアラーの存在を知ることで「私もそうかも」「あの子もそうかな」と自分、他者へのまなざしが変わります。

超少子高齢化社会で誰かか誰かのケアをする、ケアが当たり前になる時代だからこそ、ケアをする人・ケアをされる人隔てなく、温かな応援を送りあう社会にして行きたいと思います。

WEB記事も公開されました。ぜひご覧ください。


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東 洋美


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