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極限のさらに先へ

こんにちは!!
JapanesSAKEリーマンの児玉純一です♪

極限とは、物事の限界ギリギリの状態のことを言います。
これ以上ないスレスレのところを攻めていく、物事を極めていく男のロマンです。
極めていくことはそれだけ集中する必要がありますし、一つのことをやり続けることはとてもリスクがあります。
そのリスクと戦いながら、一つのことを続ける。
その不安や恐怖と隣合わせ。でも足を止めない。
その泥臭さが他を寄せ付けない頭抜きに出る存在になることができると思います。
今日はそんな極限まで攻めた日本酒について紹介します。

亀の甲

田中酒造場(兵庫県姫路市)は、精米歩合6.6%の純米大吟醸「亀の甲 寿亀(ことぶきがめ)」を10月1日発売する。原料には栽培が難しく幻の米と呼ばれる「亀の尾」を使用。米を磨くほど雑味が除かれ、うま味引き立つ酒ができる。高度な精米技術で10日間ほどかけ、6.6%まで磨き上げた。
「亀の甲 寿亀」は1998年に販売を開始。当初の精米歩合は50%だったが、毎年研磨の限界への挑戦を続けた。同社の田中康博社長は「今後は5%台を目指したい」と意気込む。
同社長によると飲み方は少し冷やすか、ぬるかんがおすすめ。ワイングラスに注ぎ、手のひらで少し温めてみるだけでも違った味や香りが楽しめるという。1本2万2000円(720ミリリットル、消費税込み)で250本を限定生産する。


精米するとどうなるの??

「精米歩合」は、「玄米を100%」として、米を磨いた後に「残った割合」を表したものです。「残った割合」ですから、磨けば磨くほど精米歩合は小さくなってゆきます。ここが間違えやすいところなのですが、70%、80%など「精米歩合が高い」ということは、磨きが「少ない」、ということになります。
日本酒の原料に適しているとされるお米は「酒造好適米」と呼ばれます。普段私たちが食べているお米に比べて、米粒が大きく、粒の中心に白い芯の部分(心白)があって、たんぱく質含有量が少ない、などの特性があります。特にこの「たんぱく質」は、日本酒のうま味の素になるものでもあるのですが、多すぎると、雑味として感じられることもあり、この「たんぱく質」「脂質」などが多く含まれるコメの外側の部分を削り取るわけです。

精米の大変さ

精米はすごく時間がかかります。

「通常精米が進めば進むほど回転を落としてゆっくり精米する必要 があるため、精米歩合に比例して時間が増えるのでは無く、 おおよそ70%なら12時間、60%なら24時間、50%なら 48時間、40%なら72時間、 35%では100時間、と累進的に 精米時間がかかるようになります」

まとめ

本日は極限まで磨き上げた日本酒について紹介しました。
極限までこだわるのには手間暇がかかりますが、それが魅力となっていまの人気があるのではないのでしょうか。
こだわった日本酒限定品になりますので皆さんぜひおはやめに購入してみてください\(^o^)/


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