悪魔ふたたび

お酒を飲む時間の早まりと、その量の増加に悩んでいるところだ。

先日のような、平日の真っ昼間から飲み始めるのは流石にやめた。
それ以降の時間が、アルコールによって左右されるのが、かなり響くからだ。
やろうと思っていたこと、やらなければいけないことが、身体のダルさと相まってことごとく後回しの対象になってしまう。

とはいえ、全く飲まなくなったのかというと決してそんなことはなく、夕方日も暮れてきた時間になると冷蔵庫から二本ばかり缶ビールを取り出してPCの前でプシュっとやるわけで。

心療内科の先生にも相談したが、頓服としての抗不安薬を新たに処方され、「不安からくる飲酒癖は控えるべき」とのお言葉を頂戴したものの、意志の弱い自分は、薬を飲むよりも酒を選んでしまう。

飲む量こそは、一時期の常軌を逸した、と我ながら思う飲み方はしていないものの、なんだかんだで1日に350ml缶を2~3本といったところ。
当然ながら休肝日は無いに等しい。

こんな生活をしていたところで、不安や悩みの本質的なものが解決しない以上、単なる現実逃避なのはわかっている。
わかっている。わかってはいるのだが、その解決がどうにもこうにも一筋縄ではいってくれず、手っ取り早い逃げ道にダッシュしてしまうのだ。

また身体を壊して痛い目に遭うまで、これが続くのだろうか。
それとも、なんとか自制の心を以ってして、ストップをかけられるのだろうか。

3本目のビールを開けてしまった自分の混濁しはじめた脳細胞は、何も答えてはくれない。




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