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ジェイムズ・バーンズ 『アルヴァマー』序曲

のまにまに Wind Ensemble
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『アルヴァマー序曲』
(Alvamar Overture)作品45は、
ジェイムズ・バーンズの吹奏楽曲。

1981年にカンザス州ウィチタで開催された音楽祭で、
ウィチタ地区の公立中学校による選抜吹奏楽団と
指揮者ロバート・ホロウェルのために作曲された。

タイトルのアルヴァマーは、
作曲者が住むカンザス州ローレンスにあり、
作曲者がよく週末にプレーすると語る
ゴルフ場の名前から取られたものである。
このゴルフ場はアルヴァとマリーが
経営していることからその名が付けられている。

4/4拍子、
Allegro Vovo (♩=132) - Adagio (♩=66)
- Tempo Primo (♩=132)の三部形式で書かれている。

日本においては、この曲を初めて国内録音した
汐澤安彦指揮する東京佼成ウインドオーケストラが、
楽譜の指定より1.2倍速いテンポで演奏しており、
そのテンポでの演奏も広く行われている。

楽譜は、1981年にアメリカの
ベルウィン・ミルズ
(Belwin Mills Publishing Corp.)から出版され、
日本および東アジア向けには
1981年に東亜音楽社からも出版されている。

演奏時間は8分26秒。

ジェイムズ・チャールズ・バーンズ
(James Charles Barnes、1949年9月9日 - )は、
アメリカ合衆国の作曲家・指揮者。専攻楽器はチューバ。
主として吹奏楽曲の作曲で知られる。
日本国内における片仮名表記では、
「ジェームズ・バーンズ」や
「ジェームス・バーンズ」と
するものも多く見受けられる。

オクラホマ州ホーバート(Hobart)出身。
カンザス大学で作曲を学び、
同校で2015年春まで40年にわたって教鞭をとっていた。
現在は、同校の名誉教授である。

米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)や、
アメリカ吹奏楽指導者協会
(American Bandmasters Association)、
その他 多くの専門的な組織のメンバーである。

作風は様々で、「アルヴァマー序曲」の
ような難易度が比較的易しく親しみやすい作品から、
演奏時間も長く難易度も高めの傾向である「交響曲」までと幅広い。
しかしながら、聴く者を掴み離さないそのメロディー
・構成が現代吹奏楽界を代表する
作曲家の一人とされる所以でもある。

バーンズは、親日家・知日家としても知られ、
これまでに数多くの日本の吹奏楽団からの
委嘱作品を発表している。
来日して日本の吹奏楽団による
自作曲の演奏の指揮を行うことも多い。
日本でのマネージメントを行うのは、API,inc。

東京佼成ウインドオーケストラと共演して、
これまでにセッション録音によるCDを3枚発売している。
また、シエナ・ウインド・オーケストラや
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ、
尚美ウインドオーケストラの演奏会にも出演し、
そのライブ録音がCD化されている。
Wikipediaより

おそらく多くの吹奏楽経験者が
演奏したと思われる名曲です。
自分もその1人だったりします!

2019年11月 作成


"ALVAMAR OVERTURE OP 45"
JAMES BARNES
(jasrac) 0A1-5982-8

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